マイキーセコムと成金お嬢。【転生】【東卍】

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______10月31日

東卍vs 芭流覇羅抗争「血のハロウィン」______



熱気が肌を包む。

ひとつの呼吸も許さぬ空気。

今日、場地は死ぬ。






一虎「マイキィィ！！

この日 ずぅぅっと待ってたぜ！！！」



万次郎「手加減はしねぇぞ

一虎」





うんうん、





A「うんうん、イケメンイケメン」

蘭「誰だテメェ」






ツッコミの声と共に飛んでくる警棒の波状攻撃。

それを皮膚色の手袋をはめた手で受け止める。




六本木を統べる灰谷兄弟片割れ―――灰谷蘭。





A「まあまあ、そうカッカするなって、発'情期か？灰原兄弟」

蘭「…今のを止めるたぁ、やるな

それと灰原兄弟は某探偵アニメな」




―――もちろん、衝撃吸収と耐久性特化した世界最高峰の布である。

その上防火、防水、避雷、全てに備えてある。




A「その髪型なに？ママにやってもらったの？」

蘭「【ﾋﾟｰ】【ﾋﾟｰｰ】【ﾋﾟｰｰｰｰｰｰ】？」

A「ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ」




この数秒でこんなにも放送禁止用語を言える人間がいるだろうか？否、いない。今日から君は歩く放送禁止用語だ。

ちなみに、今日は怖いのでフードと曇りめがね装備。

※外側からは曇って見えるが内側からだと鮮明に見える眼鏡





A(準備はバンタン、だな)





…さて、移動しますか。









・









車の山の裏に回り込み、場地がアイツに刺されるであろう場所付近に身を潜める。

ここにいれば誰にも気づかれない…






「お前はいつもそうだな。」


A「…は？」







ガッ、首を絞められた。


殺さぬように、

生かさぬように、





「俺はずっと、お前が嫌いだった。」





苦しい、

苦しい、

苦しい、





揺れる視界に、見覚えのあるフードが霞む。









・








真一郎「俺は今日、お前という神様を殺す。」







・







A「______し、んじろ…っ」



ああ、ついにこの時が来た。

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