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「どうぞ。当主様からです」
『ありがとう。鴉天狗』
鴉天狗から手渡された師匠様からの命令の文に私は視線を移す。その文には"早急に本国へ帰還せよ"という言葉だけだ
首に下げてある母様から頂いたネックレスを触り『行きますか』と呟いた
「待っていたよ。市」
『急にあのような文を送るなど何か遭ったのですか？…もしや』
「市も気付いていたのかな？なら話は早い」
私は平伏した
まただ。私が幼い時もこうして戦いに向かった
死んで逝く戦友。止めようとする妖怪や人間。つんざく悲鳴に肉が裂け爆発する音が頻繁に聞こえていたあの合戦
嫌だ。でも無理だ。
命令が下ればやらなければ。裏切り物の同胞を殺すか、悪の妖怪を切り捨てるか…何でもしなければならない
そして…
「じゃあ＿＿＿＿＿」
『！？』
「分かったね？」
『慎んでお受けいたします』
涙を流した
終わり←結局。離れてしまう
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美奈 - 姉がいないうちにと読み始めてからはまってしまいました！！とても面白いです。続きを楽しみに待っています。」 (2019年3月24日 23時) (
レス) id: 57789aac60 (このIDを非表示/違反報告)
歩美(プロフ) - 最初から何度も読み返すくらいとても面白いです。続き楽しみにしています。(*^^*) (2017年7月10日 3時) (レス) id: 12812b0d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒蝶:孤独と死を愛する者 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年6月11日 1時
