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「お待たせしました…
遅れて申し訳ございませんでした」
「ホンマや！どれだけ待たされたと思ってるん？」
「末本当にごめん、みんなも」
「A疲れてたもんな」
「おぉ、こじけん心の友よ」
「こじけん甘いんとちゃう？なんかそれなりの誠意を見せてもらわんと」
「お、ギャガーからご指名ですよAちゃん」
「え、誠意！？ギャグじゃないとだめ？」
「まぁギャグやなくてもええんやない？」
「なんでリチャくんが勝手に決めるんすか！」
「まぁまぁ、とりあえずなんかやり？」
「うわ、よしくん…見捨てたよね
これからもんくんって呼ぶね」
これはもう決定事項
ちょっと嫌そうな顔してるけど知らない笑
それよりも誠意を見せるものか〜
あ、得意技あった
「本当に申し訳ございませんでしたーーーーーー！！！！！！」
必殺、スライディング土下座
東京いた頃もこれを売りとしてやっていたくらいには得意←
なんだけど…
反応がない
え、引かれた？絶対引かれたよね？
「Aやっば笑」
あひゃひゃひゃひゃと
リチャくんくんが笑い出したのを皮切りに
みんなが笑い出す
「ちょっ、キレ良すぎやろ笑」
「ナイスけんちゃん贈呈」
「ナイスけんちゃんってなんやねん笑」
「Aちゃんそんなことできるんすね！」
「それめっちゃええやん！今度ギャグにしよ」
「今じゃないん？笑」
なんて、思い思いにみんなが笑ってくれる
晶哉はなんか笑うっていうよりも感動だったけど
とりあえずその場が収まってよかった笑
「じゃあそろそろ始めましょか？」
よs…もんくんがいつも通りに仕切り始めて
打ち合わせが開始
もんくん呼びはしばらく変えるつもりございません
打ち合わせっていうのは私以外の6人で組んでいるバンドの打ち合わせ
私は作詞だったりマネージャー業的なことをやらせてもらっている
4月から
そう、まだ１ヶ月しか経ってない
事の発端は
私が引っ越してきてすぐに起こしたボヤ騒ぎが原因
あの時は偶々私の部屋の前を通りかかった大晴が
「ちょっと！焦げ臭いですけど大丈夫ですか！？」
ってあれやこれやと助けてくれた
そっから大晴とちょっとずつ仲良くなっていったら
私の作詞ノートが見つかって
「お願い！俺のバンドの作詞やってほしい」
まぁ助けてもらったからなにかお礼しようと思ってたし
何よりもこのバンドにはなんか未来を感じた
もちろん女の勘とやら
だから手伝うことに決めた
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ちぃなん(プロフ) - ちーちゃんさん» 初めまして、コメントありがとうございます！お嬢さん呼び何気好きなんですよ分かっていただけて嬉しいです。ありがとうございます！ (2020年6月3日 23時) (
レス) id: fdda58a86e (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん(プロフ) - 正門って絶対お嬢さんって言いますよね分かります脳内再生余裕でしたありがとうございます。 (2020年5月27日 20時) (レス) id: d8fec38979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃなん | 作成日時：2020年5月24日 18時
