涙は越えていこう。 3 (ページ17)

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照史side

今日は俺のパソコンでリモート就寝前のミーティングをする。慎太郎に淳太の家に行ってもらってるしな。

リビングルームにある先月ジェシーと作ったローテーブルに男4人ぎゅうぎゅう詰めになる。

照史「なぁ大我もうちょいそっち行ってや。狭いって」

大我「いやそうしたらのんちゃんが画面からでちゃうって。」

大毅「ほんなら照史と大我下行ってや。んで俺と小瀧が膝立ちするとみんな映るから。」

望「あ、ほんまや。ってたろから電話来てる！！！親方はよ出て。」

照史「分かったから親方呼びすな。、、、、、うし。もしもししんたろー？聞こえとるー？」

多分淳太も寝たやろう、と思っていたこんな矢先。

慎太郎『もしもーし、こっち聞こえてるよー。ねー淳太。』

淳太『おん、聞こえとる聞こえとる。あ、先生たち久しぶりやな。』

先-慎｢｢淳太？？？？！！！！！｣｣

淳太『こら、みんなええ大人なんやから大声出すなよ。うちにおる樹と流星、そっちにおる奴らも起きてまうやろが。』

大毅｢お、お、おおう、すまん。どうや、大学楽しいか？｣

淳太『まぁ、せやね。大学の友達も増えたし、優吾とか濵ちゃん達3人ともまだ遊ぶ仲だしな。あ、そういや大毅、樹に関数教え直してや、ホンマあれじゃやばいで。俺らみたいに奨学金で行くんやからもうちょい解けてくれんと頼む。流星は時間あったらリスニングとか教えてやるといいかもしれん、のんちゃんよろしくな。先生たち忙しいやろうけど。』

望｢ははっ、ホンマにしっかりしたなぁ、、、、、、。｣

そんなこんなでその日は淳太とお別れ。慎太郎が淳太が寝入ったのを確認して本題に入る。

慎太郎『今日、淳太の元親2回来てるね。2回目は父親だけ。多分新興宗教には入ってない模様。淳太を連れ戻そうとしてるかも、北斗もワンチャンあるかもだから要注意ね。』

大我｢淳太、、、、。｣

慎太郎『大丈夫。淳太はきょもの子で流星と樹のお兄ちゃんだよ？そんなんじゃへこたれないよ。息子を信じたげな。』

その後業務連絡を済ませ電話を切る。

大我｢あはは、、、俺も人間なんだねー、w 今思いっきし情に持ってかれてる。｣

照史｢大我、お前がしんどくても淳太の周りには盾になってくれる大人が4人もいるで。やから、心配するな。作戦立てよ。淳太を守るための。｣

そんなあまっちょろいことしかいえなかった。