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六話目じゃ! ページ8

あの事件(Aがゲームにハマりすぎちゃった事件)から、はや一日・・・


貴「真冬ーこれはすっかり飽きてしまったぞー。他のは無いのかー?」


Aはすっかりゲーマーとなっていた。


・・いや、いくらなんでもハマりすぎてしまっている。


貴「スマブラはもう飽きたんじゃ」


「飽きたって言われても、他にゲームは持っていないしな・・・」


貴「うーむ。どうしたものか・・・あっ、そうじゃ!」


「どうしたの?A」


何か嫌な予感しかしない。


貴「ゲームを買って来い!真冬の第三の任務じゃ!」


やっぱり。そんな気がしていたが本当にそうだったとは・・


「ねぇ、A」


貴「何じゃ?」


「この任務って、“お世話”じゃなくて“パシリ”だよね?」


貴「ち、ちがうぞ真冬。り、立派なお世話・・じゃ」


あきらかに嘘をついているA。おーい、目が行ったり来たりしてますよー。


「嘘、ついてるよね?」


貴「真冬ー吾を信じないとはおk・・すみません嘘つきました」


Aさーん、敬語になっちゃってますよー


「うん、許してあげるよ。でも、二度目は無いから」


貴「ヒィィィィィ!こ、声がいきなり低くなっておるぞ・・」


僕の唐突な低い声に小動物のように怯えてしまったA。


貴「指令は取り消す!だが、そうするとゲームができなくなるな・・」


「じゃあ、一緒に買いに行こ!A」


貴「それは良い案じゃ!今すぐそうしよう!」


ということで、相川真冬24歳。初めて女の子と出かけます!




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作者名:胡麻さん | 作成日時:2017年3月14日 23時

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