__＃３７ ページ42
__ Shirube side .
ゲームが終わり、僕達四人も外に出る。
『標っ！！』
そう言って抱きついてきたA。
標
『…A、無事でよかった…。』
僕もAのことを抱きしめ返す。
ぎゅーっと効果音がつくくらい
僕から離れないように。
Aの肩に顎を乗せると、
何か言いたそうな目であの三人がこっちを見る。
セイギ
『…ちっ。』
ユウキ
『こらこら、僕もムカつくけど、
舌打ちしないの。』
スナオ
『…お兄ちゃん！とか言って
抱きついたりしてくれないのかなあ…』
心の声ダダ漏れ三人衆。
そんな事を考えながら
僕はAの肩に顔を埋めた。
『…ふふっ、くすぐったいよ標。』
標
『じゃあもっとする。』
スリスリと肩に顔をすりつける。
Aの顔をチラッと見たら、
照れながらも頭を撫でてくれる。
…この綺麗な瞳、体、命。
僕が全部守ってみせる。
__
Aがゼロのテントに呼ばれ、
Aと別れ、あのコバンザメと一緒に
今はテントでメロンパンを食べている僕。
するとテントの入口が開き目線を送ると
そこには 末崎セイギ 、 氷川ユウキがいた。
セイギ
『おい…アンタ少し席外せ。』
そう言ってコバンザメに向かって言う
末崎セイギ。
さくら
『…よく分からんが…いいぞぉ！』
そう言って潔くテントからでていった。
二人は僕に何の用なんだろう。
標
『…何の用。』
僕がそう言うと二人は僕の目の前に座り、
こう聞いた。
セイギ
『人に心を開けるのが遅くて
義賊の奴らと俺と兄貴ぐらいしか信用してなかった
Aがどうしてお前にそんなに懐くのか
俺にはさっぱり分からねえ。』
ユウキ
『僕はAちゃんを本気で狙ってる。
それは僕以外のセイギや義賊の奴らも。
…標君言ってたよね。
さっきゲームが始まる前、
〔Aなら出来る。
僕の人生を変えてくれた人だから。〕とか言ってたよね。
標君とAはどんな関係？
教えてくれないかな。 』
___
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 445人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アポロ - 返信感謝ぁぁぁ！明日楽しみですねー。日曜が待ち遠しいぜ！ (2018年9月8日 20時) (
レス) id: 89f365dd47 (このIDを非表示/違反報告)
はるこん - 返信ありがとうございます泣セイギに惚れた作者さんでしたか！いや〜あの方には一生ついていく気なので笑 (2018年9月8日 16時) (レス) id: e4b5065c46 (このIDを非表示/違反報告)
里奈(プロフ) - アポロさん» ええええ！！嬉しいです！！！ もうそこの3人私の今の中で一番キテます(贔屓じゃねえかコノヤロー) 峰子さん何か嫌だけど何か好きになっちゃったんですよ何ででしょう w 続編もあるので是非そちらでもお願いします(^_^) 頑張ります！！ (2018年9月8日 13時) (レス) id: dcdd590440 (このIDを非表示/違反報告)
里奈(プロフ) - 塩キャラメルさん» 塩キャラメルさん！！！見知らぬお爺さんの！！(は) とても嬉しいです(TT) いやもうArrowquiz手抜き過ぎてワロタンバリンだったんですけど、そう言って貰えて有難いです… いやもうもっと惚れていきましょ！！セイギさんに沢山守ってもらいましょ！() (2018年9月8日 12時) (レス) id: dcdd590440 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ - あ！自分語りしてて良い忘れてた(は？)更新頑張ってください！(もって先に言うべきだろ普通) (2018年9月8日 10時) (レス) id: 89f365dd47 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：里奈 | 作成日時：2018年9月2日 18時
