《男性声優》イケメンラノベ作家（女）と声優さん

13話 成人しても子供です ページ14

江口さんside



マネージャーさんの話にだんだんと和みながらも、なかなか返ってこない2人を心配しだした頃、壮馬と千優くんが帰って来た……のだが……



壮馬が千優くんの手を引いて帰ってきたのだ



カップルか！？と、つっこもうとしたけど、どちらかというと、親子……。



千優くんちっさいからなぁ。



男の僕でも、可愛いと思える中性的な顔立ちだし



マネージャーさんの側まで来ると千優くんは壮馬と繋いでた手をゆっくり離して、マネージャーさんに視線を合わせる



『肩、貸して』



その言葉を聞いて、マネージャーさんはちょっと驚いてから笑って、「ほら」と手を広げた



千優くんはその肩にそっと目元が隠れるよう頭をのせる。



それは、まるで親子のようだった。



そうなると、壮馬は幼稚園の先生でマネージャーさんがお母さん、千優くんが園児……



そう思うと、少し笑えた



目元は見えないけど、身体の動きから、千優くんが泣いてる？ように見えた



とくに、壮馬が心配して、マネージャーさんに目で訴えると、



マネージャーさんは、レシートの裏になにやら文字を書く



それを見た一行は安堵の表情を浮かべた。僕も含め
て。



＜嬉し泣きです＞







壮馬さんside



どうでもいいことなんだけど、さっき千優くんの手を掴んだときの方の手に粉みたいなのがついてた



その前には無かったはずだから、その時ついたのは間違えないけど、なんの粉だろう



匂いと、 色……味は、さすがに変態的だからやめといたけど、多分、ファンデーション……



いや、でも、男の子がつけるか？



それも、左手に……



謎だ

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ラッキー声優様☆今日はこの方の関連動画を見ては如何でしょーか！！

木村良平様

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