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相変わらずの人達3 ページ32

乱歩さんに頼まれていた駄菓子を買い探偵社へと戻っている。

「あ、和菓子屋に寄ってこ」

行きつけの和菓子屋が目に入ったので寄っていくことにした。



「か、買いすぎた、畜生一時退却だ・・・!」

両腕が紙袋とビニール袋で塞がってしまい前がろくに見えない。

なので一旦、家に退却することににした。

「どこぞの爆買中国夫人の如く買いすぎるんじゃなかった・・・」

苦痛の声をあげながら家へと向かった。



私は玄関に駄菓子以外を置いて改めて外に出た。

「この家とも暫くお別れか・・・・・」

向こうの方で住む場所は用意されているらしいが

四年も住んだ家を離れるのは少し寂しい。

「はぁ」

私は溜め息をついて探偵社へと歩き出した。





暫くして探偵社へと辿り着いた。

何時も通りに自動昇降機に乗る。

そして、いつもと変わらないたんて探偵社の緑の扉を開けた。


「乱歩さーん、駄菓子買ってきましたよー・・・おぉっ?!」

私は社内の驚きの光景に目をかっぴらき驚きの声をあげた。

其処には何時も通りが何時も通りじゃない光景が広がっていた。


社内には鮮やかな飾り付けがされており、テーブルの上には何故か私の好きな食べ物ばかりであった。

栗たちが最早黄金に見える・・・!

嗚呼!なんと甘美なる光景だ・・・そうか此処は私の楽園という名のエデンであり、私の黄金郷という名のアバァロンなのだ・・・・!時よ止まれ汝(栗)は美しい・・・・!


しかし荒ぶる内心と顔の表情が連動せず、呆然としていた。

『如何やらかなり驚いたようだね』

「与謝野さん・・・・此れは一体?」

呆然とする私に与謝野さんが話しかけてきた。

その答えは与謝野さんがではなくて乱歩さんが答えた。

「Aの出張行ってらっしゃいパーティーだって!」

「えぇええぇええ!!二年間出張しに行くだけですよ?!」

『私が提案した』

振り向くと其処には社長が居た。

「しゃ、社長!?」

『どうもAが寂しそうに見えてな、余計だったか?』

私は首を横に振った。

「ううん、とっても嬉しいですよ・・・ぐすっ」

『おやぁA、泣いているのかい?』

私は目に溜まった涙を拭いながら云った。

「う〜悪いですか、こういう事は初めてだから嬉しいんですよっ!」

皆の温かい視線を感じてさらに涙が溢れてきた。

「もうっ早く食べよう!」

私は照れ隠しに国木田君の髪を引っ張って食卓へ向かった。


『痛いですっAさん!』

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ラリー明日は暇(プロフ) - はずりんさん» 有り難うございます!是非、見てくださいね('ω')ノ (2018年6月28日 21時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)
ラリー明日は暇(プロフ) - Kaiさん» 有り難うございます!(*^▽^*) (2018年6月28日 21時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)
はずりん - 続編いかれるんですね!おめでとうございます!! この作品、すごい好きなので楽しみにしてますね!頑張ってください! (2018年6月27日 21時) (レス) id: 1750dd915a (このIDを非表示/違反報告)
Kai(プロフ) - とても面白いです (2018年6月27日 19時) (レス) id: 1851ef0a10 (このIDを非表示/違反報告)
ラリー明日は暇(プロフ) - 晴夏 and Siki and Leonさん» 応援ありがとうございます!続編はもうそろそろ出ますんで。 (2018年6月27日 18時) (レス) id: 605632bffc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラリー明日暇だってよ x他1人 | 作成日時:2018年4月3日 11時

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