第11廻 ページ11
A「アンナ。」
アンナ「何?」
A「明日さ、出かけていい?」
アンナ「修業はどうする気?」
A「次の日スペシャルの修業コースやってやるよ。」
アンナ「あら、いい度胸じゃない。」
A「根性だけはあるんでね。」
アンナ「そう。じゃあ行ってもいいわよ。」
A「サンキュー。」
夏休みに入ってアイツらと会ってない。
まぁアンナの修行から逃れるわけないしな。
今回は特別だそうで。
葉「アンナ!!オイラも!!」
アンナ「死にたいの?」
葉「すみません!!!」
別に、これといった用事はなく、ただただアイツらと会いたいだけ。
それと、俺はまだ迷っている。
俺がシャーマンであることを話すべきか。
S.Fに出場しているということを言うべきなのか。
俺は、分からない。
ただ1つ分かることは、アイツらに心配かけちまうってこと。
=翌日=
鳳輦「おーーっす!」
李依「お待たせっ」
鈴音「久しぶりやん龍!!元気しとった?」
A「おう。んじゃどっか行くか。」
久しぶりに会って顔見たらなんか落ち着いた。
3人とも笑ってた。
・・・言いたく、ない。
コイツらに言ってしまえばコイツらまで巻き込むことになってしまう。
だけど急にいなくなる方がコイツらは辛いはず。
やっぱりわかんねぇ。
考えたって考えたって分からない。
けど、言わなくちゃいけにことだとは思う。
A(でも……言えない。)
まだ幼い頃に親から聞いたことがある。
S.Fはアメリカにあるパッチという村に行かなくてはいけないらしい。
でもそれはあくまで本戦の会場。
今はまだ一次予選すら終わってないからまだ先のこと。
もし仮にアメリカに行くことになれば、コイツらを置いていかなきゃいけない。
そんなこと、俺には到底無理だ。
でも辞退なんてすればまた親にどーこー言われるに違いない。
鳳輦「あ、俺電車の時間だわ、またな!」
鈴音「うちもそろそろ帰らんと。またなぁ!」
李依「私も。」
A「おう、じゃあな。」
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道由唯 - 頑張って下さいね!応援していますよ (2014年2月23日 17時) (レス) id: e7dc317384 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこ - 道由唯さん» はじめまして、コメントありがとうございます!更新速くするよう頑張ります! (2014年2月23日 14時) (レス) id: ece5784502 (このIDを非表示/違反報告)
じゃこ - 葉君さん» ありがとうございます、がんばります((決め顔 (2014年2月23日 14時) (レス) id: ece5784502 (このIDを非表示/違反報告)
道由唯 - はじめまして!凄く面白かったです!続きが気になります!(≧∇≦)b (2014年2月22日 10時) (レス) id: da32f38abb (このIDを非表示/違反報告)
葉君 - じゃこさんの書いた小説は、面白いです!!頑張ってください!!(=´∀`)人(´∀`=) (2014年2月3日 17時) (レス) id: adeb9f40ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じゃこ | 作成日時:2014年1月13日 18時