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ヤンデレな歌い手さん、八 ページ4

A視点


今日は何を歌おうか。

時は正午。

陽の温かいぽかぽかした陽気は体全体を包み込んで行き、まるで頭から爪先まで布団を被っている様な感覚になった。


歌い手、ノノとして初投稿してから、約一ヶ月。

初投稿の曲は何度も何度もとり直して、納得のいくまで歌った。
その時の記憶は、今でも鮮明に覚えていて思い出しただけでも苦笑いするほどだった。

イラスト、MIXから手掛けた私の歌はリスナーには如何届いているのかなんて計り知れないが、きっと最後まで聞いてくれたんだろう。

微笑で顔をほころばせ、私は昨日とった歌のMIXに取り掛かった。


昨日歌った曲は割とアップテンポの激しい曲で、とり終わった後にまさかの息切れ。
引きこもりって、良くないな、うん。

長い都会暮らしの慣れで、パソコンを立ち上げればすぐにネットに繋がる。
でもそのお陰で機材に早く触ることができたのだが。

今となっては皮肉だと思った。



あれから無言で作業し続けて一時間。
流石に疲れた。

息抜きに青い鳥でも見てみるか、と画面を切り替えた瞬間、えげつない程の通知が目に入った。

三週間放置するとこうなるんだ、放置止めようと思った瞬間だった

だが、

(+999って何…)

ゆうに1000は軽く超えているだろう通知。
一体どれほどメッセ送って来てんだよ、と悪態付きたい気持ちをぐっと飲み込み一番上のメールを開いてみた。

衝撃のメール 月→←prologue、八



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設定タグ:ヤンデレ , 歌い手 , 三日月リン   
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作者名:三日月リン x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年10月17日 17時

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