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239話 ページ42

副団長さんの小説で新しく書き始めました。
副団長さんは我儘王女の召使い[カゲプロパロディ]
悪ノ召使と悪の娘をベースに書いたものになっています。
現代とは一味違う副団長さん達を味わってはいかがでしょうか?
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...眞鍋side...


ガチャリと扉を開け、僕はその人物を部屋の中へ入れ、ソファに座らせた


『……少し暇になってな。訊きたいことがある』

「貴女様からの質問なら、いつだってお答えしますよ。……なんだって」


僕が丁寧に言っても、ワカバ様は何もおっしゃらなかった

話題を少しでもずらすことをしたくないのかもしれない

まっすぐに僕を見つめた

……その表情に、僕は吸い込まれるようだ



『何故、俺を花嫁にした』

「……そんなに睨まれなくても、僕は何でもお答えします」


そして僕は、先ほど想っていたことを正直に話した

勿論、ワカバ様にお話するのですからあくまで理性的にですけれど


するとワカバ様は、「特に面白いコトもなかったな」と呟き、失礼したと部屋を出て行かれた

……そのつかめない態度が、僕の気持ちをくすぐるのですよ





ぞくぞくとする感情に、僕はこの気持ちを愛と名づけることにした




...藤本side...


きい、と眞鍋社長の部屋の扉が開いた

そこから出てきたのは、ワカバ様


眞鍋社長の10人目の花嫁

完璧というか、非の打ちどころがない方

眞鍋社長から頂いた資料から受けた印象は、そうだった



実際にお会いしてみれば、眠そうな顔をしていて、少しぴりっとした緊張感を漂わせた方

……でも、今までの9人の奥様とは違って眞鍋社長に媚びたりする態度がなかった

何処か物理的でない“美しさ”を持っていらっしゃった





このお方に神が宿るのかと思うと……ゾクッとした気持ちになる

……恐ろしくも、私たちの柱となることでしょう




「ふふ……っ」

私は一人微笑むと、再び廊下を歩み始めた

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瑠音 - この作品、凄く面白いです!応援してるよ!本にして売ってほしい位!!!面白いです! (2015年8月11日 21時) (レス) id: 39fc9d8edd (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 琉空さん» 大丈夫、まだ崩してないから!心配ありがとー。何で遺産くれないのっ!?(( (2014年11月30日 13時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)
琉空 - 鈴鐘草さん» 鈴ちゃん、最近寒いから体調崩さないようにね!!更新いつでも待ってるから、頑張れ!!( ´ ▽ ` )ノ遺産はナイケドネ!!← (2014年11月29日 23時) (レス) id: 047d33efae (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - ☆ハガネ☆さん» 初めましてー、☆ハガネ☆さん!あばばば、読み返していただけるとは…ありがとうございますっ。更新頑張ります。コメントありがとうございました! (2014年11月27日 22時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 琉空さん» そうだよ霊長類だよ!www ……え、何をイッテイルノ?(威圧← (2014年11月27日 22時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴鐘草 | 作成日時:2014年9月17日 20時

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