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第4話 変身 ページ4

??「...はぁ.....」

ここは、天界。
神々の頂点が集まるところ。


下級神や、中級神には入れない神聖な場所で大きなため息をする女がいた。

??「.....ユウは無事だろうか?」

見た目は、雪のような白髪に琥珀のような瞳をしている。目は切れ目で、しかしながらどこか可愛いと思う妖艶さを醸し出している。


そしてこの女、こう見えてかなり強い。
女だからと油断した相手、又は油断してない相手を倒し続け。

一度も負けた事がないのだ。


??「全く、仕事はしばらく休むと言ったのに....一体何の用で........呼び出されるこっちの身になってくれって話だ」

ぶつぶつと愚痴を言う女。
そんな彼女の元に一人の少年がやって来た。

??「久しぶりだな、ランサよ。元気にしてたか?」

キャンパスに描かれた空のような水色の髪。
桃のような瞳。そして、大きな目。

そんな可愛らしい少年に対し、女.....ランサは嫌そうな顔した。

ランサ「......お久しぶりでございます。ところで何故そのような格好されてるので?









ゼウス殿」

ゼウス「ふむ?やはりこの程度の変身では、お主にはすぐバレるか.....」

むぅと頬を膨らませる少年の事、神々の頂点に立つ神ゼウス。

ランサ「いい加減にしてください。私は、笑いませんし笑いたくもありません。」

ゼウス「だが、あの娘に対しては笑って.....でででででででっ!!」

あの神々の頂点に立つゼウスの耳を、引っ張るランサ。

ランサ「盗撮したのか?」

ゼウス「し、してません」

黒いオーラを撒き散らしながら、聞くランサ。


ランサ「命は惜しくないのか?」

ゼウス「お、惜しいです.....」

ランサ「じゃあ、やるべき事は分かってるな」


パッと手を離すランサ。
ゼウスは、耳を抑えながら非難の声をあげた。

ゼウス「鬼畜!鬼!悪魔!!」

ランサ「はっ、なんとでも言うがいい。だが、ゼウス。感心しないな......その暴言は」


ニヤッと怪しげな笑みを浮かべ、笑うその姿はまるで狂人。

そして、その笑みにより妖艶さは更に増す。


ランサ「私の力だったら、鬼でも悪魔でも倒す事は容易いぞ?それを知っての言動だったのであれば.....」

ゼウス「すいませんでしたッッ!!!」

ズビューンっとすごい音を鳴らしながら消えたゼウス。


ランサ「......はぁ、相変わらず今も昔もそう変わらないな...ゼウスは」


はぁとため息を吐くと、ランサは目的の場所まで歩いていった。

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作者名:リン酸デス | 作成日時:2018年5月27日 22時

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