溺愛される鬼少女③ (ページ37)

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【番外編】キメツ学園① ページ37

突然始まる【番外編】を入れていこうと思います。

作者の頭に次のネタが浮かぶまでお付き合いください(;_;)

本編とは関係ありません。
ただの作者の暇つぶです。
内容適当です。ガバガバ。

・

幸月 A

"キスすると良いことが起こる"と学校の都市伝説に名前を乗せた女子高生。
お勉強出来ない。彼氏できない。

先生たちから目をつけられている。

・

「たーんじろぉ！」

「わあっ、A…おはよう」

「おはよ！！！！」

校門でばったり出会った炭治郎。
今日も制服がイケてる系男子だわ。

「朝から元気だな」

「炭治郎に会えたからね！」

早起きは三文の徳ってこの事だったんだね(違

「ああ！たんじろぉぉ」

私たちがバージンロードを歩いていると泣きながら炭治郎に泣きつく善逸と出くわしてしまった。

神父役ちゃんとしろよ。(やめろ

「と、とと、冨…うぇえ」

「炭治郎の前で吐かないで」

「どうしたんだ？」

こんな金髪風紀委員にまで構ってあげる炭治郎はもはや神。

「冨お…無理！！っていうかなんでAいるの？」

「毎日いるけど？」

「いつも遅刻してんじゃん！そのせいでなんでか俺が冨…おぇえ…に怒られて…！」

とりあえず冨岡って言えないのは理解した。
アレルギーか。

「今日は二度寝だったからね」

「は？」

三度寝に入ったら起きれないんだ。
走りたくないから諦めてるの。

なんて心の中で説明してるとゴォンッと酷い音がして善逸がぶっ飛んだ。

「伊之助、おはよう」

なんだ、伊之助か。

「…おま、なんで突っ込んでくんの！？ボタン止め…ぐはっ！」

まあ当たり前にど突かれてるけどね。

「…大変だね。善逸も」

ぽんっと肩に手を置いて心配そうな顔をする。

「笑うなよ！！」

つもりが出来なかったらしい。ごめん。

「我妻。髪を染めてこいと言っただろう」

パシンッとまた酷い音と共にぶっ飛んだ善逸の代わりに隣にいるのは冨岡先生。
…本当、苦労人だよね。善逸。

「先生、おはよう」

「敬語を使え」

「あんまり善逸いじめないでね」

と言うと睨まれた。やだ怖い。

「冨岡先生、おはようございます！」

と言いながら勢いよく走って行く炭治郎に私と伊之助は手を引かれながら校舎に入った。

…私は逃げる必要ないんだけど。