超特急のお気に入り

○Super Express Board 6 ページ24

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海「あ、おかえり」



拓弥「長っげートイレだな」




あれから稜雅さんと少し話して


部屋に戻るともう拓弥さんは帰って来ていた





『……あれ、匠海は？』



拓弥「帰ったよ

明日もバイトなんだってさ」



『…へ、へぇ〜』




とことん私を避けて来てほんとムカつくんですけど…




太陽「……気になるん？」




心配そうに私の顔を覗き込んでくる太陽さん



…駄目だ



気にしない気にしない



太陽さんに心配かけてどうする





『いえ笑

ただの喧嘩なんで！

それより皆さん…』




祐基「そういえばAちゃんって

匠海くんの手料理食べたことあるの？！」




本当に超特急のドジっ子は空気を読めな過ぎる



そんな可愛いお顔に産んでくれたご両親に本当、感謝しなよ？！






『…小腹空いた時に電話したらなんか作って届けてくれますよ』




稜雅「デリバリーかよっ？！」





『あと風邪引いた時とかに色々作りに来てくれたり…
あ。中学高校ってお弁当作ってくれてたの匠海だった。
当たり前すぎて忘れてた。』




海「…母親かよ。」




『ん？え？なんですか皆さんその顔は。

何ちょっと引いてるんですか。』




晃一「…なんか至れり尽くせりやってんな笑」




拓弥「…はぁ、ここまでだとは思わなかったわ。」




佑亮「匠海君すごいね笑」




祐基「…なんか可哀想」



おいドジっ子

この空気貴方のせいだからね？！



なんかみんな匠海に同情してない？！え？！何故？





太陽「そういや、匠海くんホールスタッフやんな？」



『そうですよ。ま、なんせウチの人間のクズみたいな店長が匠海はホールスタッフのが客入るしみたいな？』



祐基「でもあの店長さんが作る料理美味しいよね！」



『あぁ、メニュー考えてるの匠海なんで笑』




「「えぇ？！？！」」



わかめスープを飲みながらいうと

皆さんお目目をまんまるにして驚いている



可愛い写真撮りたい





海「…匠海君を救ってあげたい」



拓弥「だよな俺も同感」





『いや！私の方が可哀想ですよ！

匠海からガン無視キメこまれてるんですよ？！』




晃一「や、確実にAちゃんに非があるで知らんけど」



海「俺も思う知らないけど」




なんで知らないのにそんなに言い切るの？！




太陽「Aちゃんは悪気あったわけちゃうもんな？謝ったら許してくれるって！」




遂に王子までフォローしてくれなくなった…




『ヒヒィーン…泣』






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