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「うわー!そっくりですね!!」

「だよね〜!まるで鏡だよ!」





家入が仕事ということで、手の空いていた五条と夏油が灰原達の元にAを連れて行った。





「A、お名前言える?」

「……ぅ、ん、」

「僕たちにもちゃんとご挨拶できたもんね〜」

「ぃ、…家入Aで、す……」

「Aくんだね!僕は灰原雄!」

「七海建人です。」

「七海〜もっと笑えよ〜」





つんつん、と頬を突いてくる五条の手を七海は鬱陶しそうに払いのける。





「今からAの髪を切るんだ。準備を手伝ってくれないかい?」

「はい!喜んで!!」

「美容室に連れていかないんですか?」

「あんま人に慣れてないみたいだからさ〜」





なるほど…と納得したあと、教室の机を端に避ける。新聞紙を引いてその上に椅子を置き、Aを椅子に座らせ上からビニールをかぶせる。





「髪を切ってる間このお兄さん達が沢山お話してくれるからね。2人とも、頼んだよ。」

「任せてください!!な!七海!」

「……頑張ります。」

「じゃあ僕もお話に参加しよーかな。」





3人はなるべくAより目線を下にしようと、新聞紙の敷いていない範囲に座った。それでも五条とは目線がほぼ一緒なのだから相当小さいと思う。





「髪、濡らしていくね。」





夏油は軽く髪を濡らしたあと、少しずつ髪を切っていく。毎度するようなことではないが、できないわけでもない。





「この後Aの日用品買いに行くんだよ〜」

「そうなんですね!洋服とかですか?」

「そうそう!」

「家入さん、よく五条さんに任せようと思いましたね。」

「それどゆこと?」

「Aくんはどんな色が好き?」

「………く、くろ、、?」

「黒かー!いいね!かっこいい!僕は赤かな〜……炎の色みたいでかっこいいから好きなんだ〜!」





灰原は太陽のような眩しい笑顔を浮かべながら一気にAとの距離を詰めていく。Aも最初は困惑していたが、言葉に詰まってもうんうん、と優しい笑顔を浮かべて聞いてくれる灰原に随分懐いていた。

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田中たけし(プロフ) - コメント失礼します中身をみたいのですがみれませんどのような内容なのでしょうか? (1月4日 23時) (レス) @page40 id: 9d82b80c5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - このシリーズ大好きなんですけど、シリーズの子供達を会わせて見て欲しいwww (2021年9月2日 16時) (レス) id: 87cefe627d (このIDを非表示/違反報告)
紺夜 - 更新ありがとうございます!続き楽しみにしています(≧ ≦)無理せずお願いします(o_ _)o (2021年8月13日 16時) (レス) id: 805f8cb2b6 (このIDを非表示/違反報告)
おいら(プロフ) - 待ってましたァ!!応援してます!頑張ってください! (2021年6月19日 8時) (レス) id: e31082eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - このシリーズ大好きです!応援してます! (2021年6月18日 11時) (レス) id: 9c11a82941 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年6月18日 1時

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