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｢きみ、反転術式使えるね。｣
｢な、なんでしってるの…？｣
｢僕にはなーんでも分かっちゃう♡この六眼って言う眼があるからね。｣
そう言って、とんとんと五条は自分の目元を軽く叩いた。それを見たAは首を少しかしげる。
｢りくがん、？｣
｢そうそう！｣
｢……きれーなめ、｣
｢知ってる♡｣
｢悟、やめないか。｣
｢この子が使えるのは反転術式だけか？｣
｢んーや、見た感じ構築術式が使えるだろうね。呪力量も申し分ないし、反転術式が使えるとなれば、術師としては凄く有利だよ！｣
いい術式持ってんね！と五条はﾊﾟﾁﾝｯと指を鳴らして彼を指さした。
｢……？｣
｢この話は、またおいおいな。呪霊については知ってる？｣
｢うん、｣
｢ならいいよ。Aの術式については、この五条が詳しく教えてくれるはずだ。嫌かもしれないが仲良くしておいてね。｣
｢嫌って何？｣
｢私とも、ぜひ仲良くしてね。きっとこれから会うことは増えると思うから。｣
｢うん……｣
Aが小さく頷くと、夏油はぽんぽんとその頭を撫でた。
｢灰原たちも会いたがってたよ。｣
｢いっぺんに会わせたらこの子が大変だろ。明日会わせに行くって伝えといて。｣
｢了解、伝えておくよ。｣
｢でも、硝子大丈夫なわけ？当たり前だろうけど、子育てとかした事ないでしょ。仕事もあるのに出来んの？｣
｢できるできないじゃない。やるんだよ。子育てはそういうもんだ。｣
｢ひゅーっ、かぁっくいーっ！｣
五条がビシッと両手で指をさすと、呆れたようにため息をつかれる。
｢私達もできる限りの手伝いはするよ。｣
｢あぁ。｣
｢じゃあ、私たちはそろそろ行くよ。任務がるんだ。悟、いくよー。｣
｢えー…傑が行けよー…｣
｢自分の任務は自分でいけ。｣
未だにAと戯れている、と言うよりは戯れさせてもらってる五条の首根っこをつかみ、ズルズルと引きずりながら医務室を出ていった。
｢A、ひとつ教えておく。あれは見本にしちゃいけない大人のとてもいい例だ。覚えるんだぞ。｣
｢…？どーして、、？｣
｢Aにもいずれわかる日がくる。｣
そう言って、また家入は彼の頭を撫でる。それに対し、やはり彼は落ち着かない様子だった。
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田中たけし(プロフ) - コメント失礼します中身をみたいのですがみれませんどのような内容なのでしょうか？ (1月4日 23時) (
レス) @page40 id: 9d82b80c5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - このシリーズ大好きなんですけど、シリーズの子供達を会わせて見て欲しいwww (2021年9月2日 16時) (レス) id: 87cefe627d (このIDを非表示/違反報告)
紺夜 - 更新ありがとうございます！続き楽しみにしています(≧ ≦)無理せずお願いします(o_ _)o (2021年8月13日 16時) (レス) id: 805f8cb2b6 (このIDを非表示/違反報告)
おいら(プロフ) - 待ってましたァ！！応援してます！頑張ってください！ (2021年6月19日 8時) (レス) id: e31082eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - このシリーズ大好きです！応援してます！ (2021年6月18日 11時) (レス) id: 9c11a82941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年6月18日 1時
