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｢ねぇ、今日Aって休み？｣
｢あぁ、休みだって聞いてるよ。｣
｢じゃああの子連れて出かけるぞ。クズ共準備しろ。｣
｢それが人に物を頼む態度か？｣
突然出かけるなんて言い出す家入。多方、この二人を誘ったのは荷物持ちだろう。二人はそれに気づいていたが、逆らうとあとが怖いので何も言わない。
｢私着替えてくるからA連れてきて。｣
｢俺ら行くなんて言ってねーし。｣
｢まぁ、いいじゃないか悟。付き合ってあげよう。ほら、行くよ。｣
｢だりー…｣
そんなことを言いながら、家入の隣の部屋の扉を思いっきり叩く。
｢悟、もうちょっと静かに。｣
｢いいんだよ別に。おい、A〜！起きろー！｣
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ!!!と扉を叩いていると、ｷｲｯと音を立てて扉が開いた。
｢ﾁｯ……うるっさいなぁ……ちったァ静かにしろよ………｣
寝起きなのかものすごく機嫌が悪い。ﾋﾟｴｯと五条が小さく声を漏らすほどには機嫌が悪い。
目付きは悪く、声はいつもよりも低い。しかし、夏油の目がむくのは、キャミソールから見える細く白い腕と、短パンからすらっと伸びた足だ。目のやり場に困って仕方ない。普段はサラシで押しつぶされた胸も晒されてチラチラと谷間が見えてる。健全な男子高校生なら目が行くに決まっている。
早く来てくれ家入。
｢起こせた〜？……って、A男いんのにそんな格好で出てきちゃダメじゃん。｣
｢……あ？｣
｢あ、もしかして五条無理やり起こした？｣
｢起こした……｣
｢はー、だめだね。A初心者はこれだから困る。｣
｢A初心者とは。｣
｢この子寝起きはいいけど、無理矢理乱暴に起こすとすげぇ機嫌悪くなんの。つか普通電話して起こすでしょ。｣
｢先に言えよ……！｣
｢まぁいいや。A〜部屋入るよ〜｣
最後まで機嫌が悪いままの彼女の背中を押して、家入は部屋に入りバタンッと扉を閉めた。
｢……彼女、めちゃくちゃスタイルいいね。｣
｢恐ろしすぎて目行かねぇわ。お前のメンタルどうなってんの？｣
｢胸結構あったよ。｣
｢うっわ……このムッツリ助平野郎。｣
｢外でお話しようか？｣
｢ムッツリの次は寂しんぼか？一人でいけよ。｣
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チビじゃねぇし、お前らが高すぎんだよ。♂ - ガチめに笑い方が宿儺になったのだが (2021年2月14日 4時) (
レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 次男…………なんかあった説…………最っ高、であります！！！良い良い！！俺はいま機嫌がいい！！！！ケヒッもう、最っ高…………続き待ってます！ (2021年2月14日 3時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
rindou0505(プロフ) - とっても凄く好きな内容でした。本当に素敵な作品です。なんでお気に入りの登録者がこんなにも少ないのかが全く理解出来ません。が、応援しています。お身体に気を付けて作品の更新をして下さい。 (2021年2月10日 0時) (レス) id: abbbc2a66d (このIDを非表示/違反報告)
しぃぷ(プロフ) - え、めっちゃ好き……最高か？秒でお気に入り登録しました。素敵な作品有難う御座います！！更新頑張って下さい！！！ (2021年2月9日 23時) (レス) id: c3f6824249 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 最高ですめちゃくちゃ面白い…好き… (2021年2月9日 22時) (レス) id: 470bfeaa7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年2月9日 17時
