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何の話だかさっぱりの彼らは、ポカーンと開いた口が塞がらない。
｢有名な話でもないんですね。うちでは寮長、副寮長の次に広い部屋を誰がつかうかの争奪戦と寮での順位決め、そして寮長の座を狙いたいならご自由にどうぞの方式なんですよ。まぁ、その日限りですけど。私は毎年レオナさんからお手紙頂いてたので、有名な話かと思ってました。｣
｢いや、サバナクロー野蛮だとは思ってたけどガチの野蛮じゃん。グラミーちゃん大丈夫？寮長でしょ？｣
｢だから新入生の引率位は俺とラギー先輩でやるって言ってるんだけどな……女の人だし、絶対なめられますよ。｣
｢そんなに心配しなくても大丈夫です。なめてられるのも今のうちだ、と分からせてあげればいいのでしょう？容易いことですね。｣
｢……でも。｣
｢いずれ分かります。私の心配よりも、まずは準備を。｣
はいはい。とAはジャックの背中を押してまた資料へと視線を落とす。
｢ねぇ、ほんと大丈夫なわけ？あそこに来るやつら結構ゴツイよ？｣
｢問題は体格差ではありません。知恵ですよ。力任せのバカに負けるはずないでしょう。｣
｢あはっ、グラミーちゃんやっぱおもしれぇね？｣
｢それはどうも。｣
｢入学式以降、寮長が変わってないといいですが。｣
｢喧嘩売ってます？｣
｢いえまさか。｣
｢ほら、お前たちも早く準備をしますよ。｣
Aは鏡の間の点検を担当しているため、資料の確認をしたあとチェックリストに一つ一つチェックを入れていく。
｢Aサン…こっち終わりました。｣
｢あぁ、エペルさん。お手伝いありがとうございます。どうです、寮長の仕事は。｣
｢難しいですけど……何とかやってます。セベククンとか監督生クンもいるし……副寮長にはエースクンもジャッククンもいますから……｣
｢そうですか。困ったことがあったらいつでもどうぞ。と言っても、私もなりたてですがね。｣
｢はい…！｣
エペルから確認用のチェックリストを受け取り、周りを見渡すと呆れたように笑いながらため息をついた。
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乃亜(プロフ) - …フロイドいい奴！おじたん、夢主泣かせたら処す← (2020年11月5日 9時) (
レス) id: 04cc2a38ce (このIDを非表示/違反報告)
フェルス(プロフ) - めっちゃ好き過ぎます!!おじたんもフロイドのキャラが良い……ちょっと気になったのがプロフィールのとこに特技：料理ってあったんですがわざとでしょうか？わざとそうしているのならごめんなさい！結構前から、見させて頂いてまして言葉選びがマジで好きです。 (2020年10月30日 2時) (レス) id: e8ab3f41d1 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 無自覚、殺人な親父殿(ボソッ) (2020年10月26日 9時) (レス) id: 04cc2a38ce (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん！ - レオナおじたん大変だね...！夢主ちゃんが楽しそうでなにより！イデアちとのゲーム楽しそう！チェスが強いなんて凄いな〜！教えてくんないかな...夢主ちゃん！！ (2020年10月25日 13時) (レス) id: a175662a1a (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - ちょっと、毒舌になった夢主…いいね← (2020年10月25日 8時) (レス) id: 04cc2a38ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2020年10月16日 18時
