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｢グラミーちゃん最近大丈夫〜？｣
｢大丈夫……とは？｣
｢怪我してねぇ？｣
｢あぁ、その事ですか……大丈夫ですよ。｣
フロイドとAは中庭でそんな話をしていた。特に理由もないが、2人は何となくでこうして中庭に来ては話をしている。これもまたフロイドの気まぐれだ。
｢事件解決しないねぇ〜？｣
｢早く解決して欲しいものですね。｣
｢………んとにね〜｣
いつも通り話していた2人。しかし、Aの耳が突然ぴくぴくと揺れたかと思うと、素早く体を動かし顔面ギリギリのところまで飛んできた矢を左手で掴んだ。
｢………は！？！？｣
｢………これはなんの真似でしょう。ルークさん。｣
｢おや、よく私だとわかったね！
木の影から出てきたのは、いつも通りの笑みを浮かべたルークだった。
｢しかし、この学園で弓を使うのは私だけじゃない。……なぜ私だと？あの距離で匂いは分からないはずだろう？｣
全てを見透かしたような目線を向けられ、Aは睨むようにルークを見たあと、その矢を投げ捨てた。
｢ウミネコくんさぁ……まじなにやってんの？危ねぇだろ。｣
｢おやおや、怒らないでおくれムシュー！これは、彼女がとめられると分かっていたからこそだよ。｣
｢………どういう事です？｣
｢確かめたかったんです。Aさんが本当にただの王女様じゃないのか。｣
魔法によって気配を完全に消していたユウ達が木の影から出てくる。その中にはレオナの姿もあり、Aは驚いた表情を見せたが、直ぐにいつも通りの表情に戻った。
｢分かるように説明していただけませんか？｣
｢Aさん……本当のことを話してください。………あなたが今回の事件の黒幕ですよね？｣
｢小エビちゃん何言ってんの？こき使われすぎて頭おかしくなったんじゃねぇの？｣
｢フロイド。こっちに来なさい。｣
｢やだ。｣
こんなに睨み合うリーチ兄弟がかつて見られることがあっただろうか。少なくとも、アズール以外はないだろう。
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ななしのヴィランズ - なぜ男子校であるナイトレイブンカレッジに転校できているのですか？ご都合主義じゃないですか (2021年10月15日 15時) (
レス) @page1 id: b2611adeda (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - 面白いです！夢主ちゃんきっとお強いんだろうな、、、(まだ読み途中)獅子の狩りは♀がやるらしいですし、、、(笑) (2020年11月18日 16時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2020年8月28日 1時
