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「……この中に、帳は自分たちで下ろすからと勝手に呪詛師捕縛の準備を進めた挙句、攻撃した奴がいるな。名乗り出ろ。」

「学長、犯人探しは辞めませんか?」

「お前だな。」





ピンッとAの額にデコピンをすると、原稿用紙5枚を彼女に渡した。





「嘘ぉ!?私だけぇ!?」

「お前は5枚。2人は3枚。明音は1枚半。」

「えー!!!」

「よく反省するように。」





パタンッと教室の扉が閉められ、Aはぐでっと机に項垂れる。





「なんで〜!?」

「まぁ、突っ走って行ったのはAですし。」

「俺はAがおろすとばっかり思ってたから。」

「Aちゃん大丈夫……?」

「だいじょばない……おでこも意外と痛い………」





くっそ〜とため息をついていると、再び教室の扉が開いた。





「やぁやぁ〜帳おろし忘れて怒られたんだって〜?誰が忘れたの?」

「おたくの娘さんです。」

「連帯責任でしょ!?」

「そういうくだらん所ばっかり悟に似るんだから……」





五条の悪い所をしっかり受け継いでしまった彼女に、夏油はため息をついた。反抗期だかなんだか知らないがそれだけはやめてほしかった。





「我々はAの指示に従っただけなので。」

「はぁ"!?」

「はいはい!喧嘩しないよ〜」

「あ、そろそろ体術の稽古の時間じゃない?」

「あ、まじ?はよ行こ〜」





コロッと気分を切り替えると、明音の手を引いて教室を出ていった。





「おい!反省文!!!……って、聞いてないな……」

「ま、いーじゃん!俺らも後で書こーぜ?」

「賛成。」

「こら。」

「行こ行こ〜」

「行こ行こ〜」





原稿用紙を机の中にしまい込み、夏油の言葉を無視した2人もそそくさと教室を出ていった。そんな彼らの様子に、ため息をついた。





「くそ生意気に育っちゃってま〜!うちの子が一番かわいい。」

「私からしてみれば明音が一番まともだと思うんだけど。」

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名無し88832号(プロフ) - 告白して結ばれたからそろそろ完結かな?ってめちゃくちゃ心配してましたが続編まだあるようでとても嬉しいです!!!!番外編も楽しみです(*^^*) (2021年6月12日 2時) (レス) id: d28695a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 遂に告ったぁぁぁー!!!告白の仕方がいい!!好き。 (2021年6月11日 23時) (レス) id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
リサっペ(プロフ) - 33は何処へ?!?!?! (2021年6月11日 21時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーko(プロフ) - 娘ちゃんと恵くんのデート、ニヤけちゃうwww続きが気になるぅ!!!! (2021年6月11日 8時) (レス) id: 908e4168b8 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 娘ちゃんと恵のデート回!!待ってました!!!!(嬉泣)陰からこっそりニヤニヤしながら覗かせて頂きます!!!!笑 (2021年6月9日 19時) (レス) id: addf3f5d58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年5月28日 0時

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