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Aにぺこぺこと頭を下げるごつくて厳つい男たち。傍から見れば異様な光景ではあるが、ここでは日常のようなもの。それに怯む素振りも見せない彼らは、肝が据わってるというか、だいぶイカれてる。





「ただいま〜♡」

「お邪魔します。」

「あ"ぁ"?お嬢の金魚のフン共がなんでここにいんだァ?」

「うわ、三途さんいるじゃん生きてたんですね。」

「んだとこの三つ編みスクラップにすんぞ!!!!」

「春ちゃんうるさいよ。」





騒ぎ立てる三途にそう声をかけると、彼はすぐに静かになった。





「首領に許可もらってるんなら文句ねぇだろ。」

「あ、鶴蝶さん。これ土産のたい焼きっす。マイキーさんに渡しといてください。これは幹部の皆さんに。」

「真面目だよなトキって。面白みねぇ。」

「お前は礼儀を頭に叩き込んだ方がいいぞ。」





隠家に来る前、神宮は必ず佐野への手土産を持ってやってくる。幹部への土産は気分次第だが、世話になる以上せめて佐野にはなにか手土産を持っていった方がいいと思ったのだろう。




「兄貴たちは〜?」

「今仕事だ。」





談話室にいたのは、鶴蝶、三途、九井の3名のみだった。





「お前ら好きに座っていいぞ。」





鶴蝶にそう言われ、彼らは空いているソファーに座る。それも慣れたように。当たり前のことではあるが、彼らは梵天とはなんの関わりもないカタギの人間である。Aに関しては、幹部の妹であると言うだけで、一応カタギだ。それなのにこんなにも事務所に馴染んでしまうのは、やはりイカれてるからだろうか。





「でさ〜なんだっけ。チーム名忘れたけどなんか好き勝手やってんでしょ?」

「早速その話かよ。」

「早いとこ潰しちゃお♡」

「姫はすぐに潰したがるね。」

「しゃーねぇよ。六本木はお嬢のシマだからな。」





六本木のカリスマ兄弟。かつてその名前を馳せていた上にいる二人の兄だが、現在六本木は灰谷兄妹のシマであり、末妹のAのシマだ。

12歳。まだ小学生だったあの頃、当時六本木を仕切っていたチームの総長とタイマンを張り、結果圧勝。まだ小さな子供が自分よりも大きな男に勝ったのだから、その話はすぐに出回った。六本木のカリスマ、灰谷Aが誕生するまでそう時間はかからなかった。

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自律思考固定砲台 - 梵天大好きな私の為に作られたのかと思った…。作者様、マジで神じゃん!? (9月27日 22時) (レス) @page38 id: 426cb43a7c (このIDを非表示/違反報告)
わわるこ(プロフ) - 夢主ちゃんがマジで好み過ぎる… 主様の作品大好きです!応援してます! (9月26日 12時) (レス) id: e592c4a1c9 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 面白いです!応援しています! (9月20日 13時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - 灰谷兄弟の妹めちゃくちゃいい作品に出会えて嬉しいです!春千夜大好きなので梵天絡みまじ好きです!落ち楽しみにしてます!!これからも更新頑張ってください^_^応援してます! (9月16日 13時) (レス) id: 70f00aa1ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年9月16日 2時

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