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｢呑気なこと言ってんなよ。素敵なもんか。｣
若草色の髪をした男。
先程から自分は常識人ですよ、みたいな雰囲気を醸し出しているこの男だが、この男にも前科がある。中学二年生の頃、公務執行妨害と傷害罪。喧嘩を止めようとした警察官を殴り飛ばしただけでなく、必要以上に殴り付けて病院送りに。その警察官は下半身不随となり、仕事を続けられなくなった挙句、不倫していた妻に離婚を言い渡された辛さから自決。
高校一年の春にやっとこさ出てこられたのだ。
Aはと言うと、今までも少年に送られても文句を言えないような事をしてきたわけだが、それをもみ消してきた兄たちにより今まで無事でいたわけだ。
｢そんで、突然呼び出してどうした。お前がただ会いたかっただけなんて事はねーだろ？｣
｢ショッピング？それとも映画かな？｣
｢違うよ。万ちゃんにお前ら呼んでいーかって聞いたら許可もらったんだよね〜｣
｢あそこ行くの久しぶりじゃん。｣
｢お前らあんまり騒ぎすぎんなよ？｣
｢君はほんとに親みたいだね。｣
彼ら三人は、唯一梵天の主要メンバーと関わりのある男たちだ。詳細はまたおいおいとして、簡単に言ってしまえばそれだけ彼女からの厚い信頼があり、彼らもそれだけ彼女を敬愛し大事にしようと思えている。
ただし、少しでも妙な動きをすれば殺す。彼女は彼らにそう言った。どれだけ信頼していようが大事な仲間だと謳っていようが、裏切ればそれはまた話が違ってくる。
｢なんかあれなんだって？六本木で好き勝手暴れてる奴がいるって昨日聞いたからさ。｣
｢お嬢、早速動くかんじか？｣
｢出所そうそう騒ぎ起こそうっての？相変わらずぶっ飛んでんなお前は。｣
｢褒めんなって♡｣
｢褒めてねーし。｣
｢とにかく、早く行こうよ。｣
そう言って、泉はメガネを外してヘルメットを被った。それに続くようにして、蓮、神宮、Aとヘルメットを被っていく。
｢んじゃ行くか〜隠家まできょーそーな♡負けたヤツ今度私の荷物持ち♡｣
｢お前にしかメリットねーじゃねぇか！！！｣
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
とりあえずオリキャラありのままにしました。
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自律思考固定砲台 - 梵天大好きな私の為に作られたのかと思った…｡作者様、マジで神じゃん!? (2021年9月27日 22時) (
レス) @page38 id: 426cb43a7c (このIDを非表示/違反報告)
わわるこ(プロフ) - 夢主ちゃんがマジで好み過ぎる… 主様の作品大好きです！応援してます！ (2021年9月26日 12時) (レス) id: e592c4a1c9 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 面白いです！応援しています！ (2021年9月20日 13時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - 灰谷兄弟の妹めちゃくちゃいい作品に出会えて嬉しいです！春千夜大好きなので梵天絡みまじ好きです！落ち楽しみにしてます！！これからも更新頑張ってください^_^応援してます！ (2021年9月16日 13時) (レス) id: 70f00aa1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蛸花
| 作成日時：2021年9月16日 2時
