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星漿体・天内理子の使いの者である黒井が拉致され、五条達は沖縄へと向かった。その間、那覇空港の見張りを任された一年とともに、Aも沖縄へと飛んだ。





「どう考えても一年に務まる任務じゃない。」

「僕は燃えてるよ!!夏油さんにいいとこ見せたいからね!!それに、いたいけな少女のために先輩たちが身身を粉にして頑張ってるんだ!!僕達が頑張らないわけにはいかないよ!!」

「台風が来て空港が閉鎖されたら頑張り損でしょう。」

「七海、大丈夫だよ。今日は私もいるんだから。ちなみにこれは身を粉にして頑張ってる先輩の写真。」





ほら、と彼女が彼らに向けた画面には、ナマコと五条のツーショット写真があった。





「……なめてる。」

「ナマコ!!水族館でしか見たことないんですよね〜!」

「灰原は相変わらずだね。」





しかし、これもまた彼なりの気遣いだろう。まだ中学二年生の幼い少女。天元と同化すればもう二度と友達とも家族とも会うことは出来なくなるのだから。





「まぁ、私達も気軽にやっていこう。もしもの時は私が何とかするから、危険だと感知したらまずは帳を降ろして非術師の誘導の後、キミたちは直ぐに逃げること。いいね。」

「はい。」

「先生!!お土産買ってもいいですか!!」

「いいよ〜お土産は3000円以内ね。」

「遠足じゃないんですから……」





その数分後、五条から滞在一日延長の連絡があった。まぁそうだような、とAはため息をついて了解と返信をして携帯を閉じた。

まぁ、今のところ問題も無さそうだ。このまま行けば高専に着く頃には懸賞金も取り下げられているだろう。





「これなら、何事もなく終わりそうだね。」





そんな考えは浅はかすぎた____

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三隣亡 - こういうの待ってました!!これからもよろしくおねがいします! (2021年7月14日 2時) (レス) id: 63aa19421a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蛸花 | 作成日時:2021年7月14日 0時

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