がんばってね ページ31
〜チトセ〜
オレは、今までの事を全てフウカに話した。
フウカがたおれて、みんなが悲しんで、
心配したこと。
アメリダさんが、フウカの命を助けたことー
何もかもフウカに話した。
すると、フウカがなぜか目にいっぱい涙を
ためていた。
チ「フウカ!?」
カ「どうしたの!? フウカちゃん。
やっぱりまだどこかいたいの?
わ〜ん!どうしよう、どうしよう…
大丈夫?フウカちゃん!」
そう言うと、カリンまで声をあげて泣き出した
チ「ちょっ、おい…」
ア(オロオロ汗)
アメリダさんもあっちへ行ったりこっちに来た
り、オロオロしていた。
フ「よかったぁ…」
フウカが泣きながらつぶやいた。
カ「ぐすん、え?」
すると、フウカがアメリダさんにだきついた。
ア「フウカちゃん!?」
フ「ずっとずっと心配してたんだからぁ…
死んでないって信じてた。」
アメリダさんは、驚いた顔をしながらも優しく
フウカを抱きしめ返した。
するとセピア色だったはずの背景がだんだんと
色を取り戻していった。
カ「どうなってるのぉ!?」
ア「これは…
いけないわ!魔法がとけていく。」
フ「え?
どうして?」
アメリダさんが優しくフウカの口に人差し指を
そえる。
ア「今はまだなにも言わないで。
フウカちゃん、すばらしいお友達とクビトを
たおしてね。」
フ「ついてきてくれないの?」
ア「ええ。ここから先は、あなた達だけで進むと
予言書にかいてあるの。」
フ「そのセリフどこかで…」
フウカ?
ア「私がいなくても、きっとフウカちゃんは、
お友達と協力すればクビトをたおせるはずよ
がんばってね。」
フ「後で戻ってきてくれるんだよね!?」
ア「…フウカちゃん、よく聞いて。
わたしは光の魔女になった。と言うことは、
わたしの助けを待っている人達が沢山いるの
だから戻ってくるのは難しいかもしれない」
フ「そんな…」
ア「でもね、フウカちゃんはわたしの力なんて
借りなくてもちゃんとクビトをたおせるはず
よ。フウカちゃんは強い子なんですもの。
わたし、信じてるから。」
アメリダさんは、そう言い残すと、白い光に
包まれて、消えていった。
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アミ(プロフ) - じゃあ私のボードに来れる? (2020年6月30日 17時) (レス) id: 86dee03899 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - アミさん» うん! (2020年6月30日 17時) (レス) id: 3a61ace419 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - いいよ〜。じゃあ私もルキちゃんって呼ぶね。 (2020年6月30日 17時) (レス) id: 86dee03899 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - アミさん» よろしくね!アミちゃんって呼んでいい? (2020年6月30日 17時) (レス) id: 3a61ace419 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - アミさん» アメリダさんの切実な思いが超胸に刺さる…!フウカは生きないとダメだからね!← (2020年6月30日 13時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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