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戻ってきて ページ17

〜カリン〜



フウカちゃん…




フウカちゃんがたおれた時、私はなにが起きた


のか分からなかった。


でも、フウカちゃんが全く動かないのを見て、


一気に絶望のどん底に突き落とされたみたい。


う、うそでしょ?


うそだよね?



カ「フウカちゃん…」



カイ「フウカ…」


チトセくんとキースくんを見ると、2人とも


生気を失っているような目をしていた。


そうよねぇ。


あの2人にとって、フウカちゃんは大切な存在


なんだものぉ。

でもね、それは2人だけじゃないみたい。


カイくんもそう。


もちろんわたしも。


だって、フウカちゃんのおかげで、ホウキに


乗る事が出来たし、いっぱいお友達もできた。


それに、人を好きになるって言う大切さも


分かったわぁ。


そう思って、わたしはチラッとチトセくんとカ


イくんを見る。

でも今わたしの目に映っているのはただ1人。


フ「ねぇ、ねぇ、カリン!

 いっしょにあーそぼ!」



フ「カリン見て〜!

 魔法成功したよ!」



フウカちゃんとの会話が次々と頭に浮かぶ。


楽しかったなぁ。


フウカちゃんがいれば、何でも出来ちゃうって


感じがした。


でも今はもう…


あれ? 何でだろう?


もう何も出来そうな気がしない。


そっか。


フウカちゃんがいなくなっちゃったからだわぁ


だから、だからフウカちゃん。


前みたいに太陽みたいな明るい笑顔をわたしに


見せてよぉ…


次々とわたしの目から涙がこぼれる。


止めどなく流れるわたしの涙。


フウカちゃん…




お願い。









戻ってきてよぉ…

 

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作品ジャンル:ファンタジー
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アミ(プロフ) - じゃあ私のボードに来れる? (2020年6月30日 17時) (レス) id: 86dee03899 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - アミさん» うん! (2020年6月30日 17時) (レス) id: 3a61ace419 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - いいよ〜。じゃあ私もルキちゃんって呼ぶね。 (2020年6月30日 17時) (レス) id: 86dee03899 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - アミさん» よろしくね!アミちゃんって呼んでいい? (2020年6月30日 17時) (レス) id: 3a61ace419 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - アミさん» アメリダさんの切実な思いが超胸に刺さる…!フウカは生きないとダメだからね!← (2020年6月30日 13時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アミ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月21日 14時

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