・やらかした ページ5
・五条と別れた後
・大人
・夏油side
硝子とAに会いに京都へ。
Aの任務終わりを待ち居酒屋へ来た。
『ん〜、本当に会いたかった、2人とも。』
「飲み過ぎだよ。」
スリスリと硝子に寄るA。
硝子も嬉しそうにしている。
「Aはどうなの?」
『…どうって?』
「恋愛だよ。」
「恋愛か〜、上手くいってるわけ無いに決まってんでしょ〜」と持っていたジョッキを空にする。
『…時間合わなさ過ぎ。仕事忙し過ぎだって言われて何回振られたと思ってんの。…店員さん、ビールお願いします!』
「飲み過ぎだって、」
『そういう2人はどうなの、恋してないの。』
「「ないね。」」
『私と違ってモテるだろうに……』
店員さんが持ってきたビールをまた空にする。
『明日休みでしょ?泊まってく?部屋片付けたよ。』
「あー、私明日出なきゃ行けないからそろそろ帰るね。」
『硝子行かないでおくれ〜、二軒目、』
「夏油と行きなよ、じゃあ帰るわ。」
お金を席に置きお店を出る硝子。
「どうする、家まで送ろうか?」
返事もなく倒れ込むAに水を飲ませ、店を出た。
『…吐く、』
突然そう言われて後ろを歩いていたAを見ると溝に吐いていた。
「だから飲み過ぎだって、あの通りまで行けばタクシーいるだろうし、もう少し頑張って。」
『…まだ飲み足りない、』
「だめだよ。帰るよ。」
適当にタクシーを拾いAの家まで行く。
マンションのエレベーターを乗り、Aのカバンから鍵を取り出して開ける。
「じゃあ帰るから、またね。」
『…やだ、帰らないで。泊まるんじゃないの。』
「久しぶりに会ったのに」と言われる。
「…もうやめとこう。硝子もいないのに泊まれない。Aは無用心に男を部屋に上げたらダメ。わかった?」
『…夏油だからいい。』
「はぁ〜、なんでそういうこと言うかな。」
『やば、吐く、』
手で口元を押さえるAをトイレに連れて行き、背中をさする。
「…水持ってくるから待ってて。」
トイレに座り込むAにそう告げ、コップに水を入れ再びトイレへ向かうと壁にもたれかかって寝ていた。
「A起きて、」
起きる気配のないAをトイレから引きずり出し、抱えてベッドへ寝かす。
ベッドで動くAを見て、帰ろうとしら、
『寂しい…しよ、』
さっきまで吐いてた友人がそう言った。
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くまこ(プロフ) - ウルさん» こちらこそ最後まで本当にありがとうございました!リクエストもありがとうございました!書いていて楽しめました(^O^) (2021年9月5日 22時) (レス) id: f5bfbbb40b (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - riyaさん» こちらこそ最後まで本当にありがとうございました! (2021年9月5日 22時) (レス) id: f5bfbbb40b (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - リクエスト答えて下さり、ありがとうございました!!五条先生の日焼けの仕方に1人で笑ってしまいました(笑)あと、完結おめでとうございます!!本当に見ていて楽しかったです。素敵な作品、ありがとうございました! (2021年9月5日 12時) (レス) id: c74361b71e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 完結 寂しいですが 素敵な物語読めて感激です。ありがとうございました。 (2021年9月5日 9時) (レス) id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - ウルさん» ありがとうございます!次更新時に書きます!リクエストありがとうございます! (2021年9月1日 22時) (レス) id: 501da60a6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くまこ | 作成日時:2021年8月21日 9時