Story 67 . ページ28
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玉 「 こんな所で電話してたら風邪ひくよ ？
ほら 、 部屋あったかいから入ろ ？ ｣
ブランケットを持って来てくれた裕太くんは
すでに今あったことを察しているかのように
優しくて笑顔があったかくて
『 裕太くん … あの … 私ね … ？ 』
玉 「 詳しいことは後で聞くから
とりあえず部屋に入ろ ？ ｣
『 うん … 』
ベランダで靴を揃えて
部屋に入ると私と裕太くんのお揃いの
マグカップが並んでいてココアが入っている
『 これ … 裕太くんが入れてくれたの ？ ｣
玉 「 うん 、 寒そうだったからさ ？ ｣
私も裕太くんもコーヒーが飲めなくて
ただ甘いものならいけるからって
ココアは常に私の家にも裕太くんの家にも
常備されている
玉 「 それで ？ 何があったの ？ ｣
『 あのね … さっき電話の折り返し
かけたの 。 翔にね ？
そしたら裕太くんの言ってた通り
“ 好きだ ” って伝えられたの … 』
玉 「 … ん 、 やっぱそっか … ｣
『 いや 、 ちゃんと断ったよ ？
私には裕太くんだけだしそれに … 玉「 もう大丈夫 ｣
玉 「 ちゃんとわかってるから
俺はAを信じてる 。
だから何も気にすることないよ ？ ｣
おいでって裕太くんがソファーの上で
腕を広げて待ってくれてる
ぎゅーって抱きついたら甘えたさんだねって
いつもみたいに言い返してきてくれて
玉 「 やっぱ辛かった … ？ ｣
『 そりゃー 、、 ふるほうも辛い
けど1番辛いのは翔かなって … 』
玉 「 うん … やっぱりそれは辛いね
だけどさ … ？
俺はあいつにAのこと譲る気ないし
ましてや離そうなんて思わない ｣
さっきよりより一層強く抱きしめられた
やっぱり裕太くんも不安なのかな …
その不安を少しでも取り除いてあげられるように
私もぎゅってさっきよりも強く抱きしめた
玉 「 ねぇ … ？
お風呂入ろ ？ ｣
『 うん … 入る っ 』
玉 「 ふふ 、 いつもはやだって言うのに ？ ｣
さっきのことがあってからか
裕太くんに一時も離れたくない
『 早く入りに行こ … ？ 』
玉 「 ふふ 、 はぁ〜い っ ｣
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みなみ .(プロフ) - あいりさん» 作者のシリーズから見られます ！ 遅くなってごめんなさい … m(_ _)m (2018年3月7日 12時) (
レス) id: 031ce66369 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - この作品の最初はどこから見れますか！ (2018年2月21日 20時) (レス) id: 38d0454c8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ . | 作成日時：2018年2月20日 17時
