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Story 65 . ページ26

.







玉 「 … ただいま 」





『 おかえりなさい 』









じゃあ5分後にって言って別れ

はや5分






ちょうどに帰ってきた裕太くん






さっきまでずっといたのに

この5分さえも寂しくて

廊下をダッシュして裕太くんの元へ

走った









玉 「 んわぁ っ … ふふ 、

A 、 遅れちゃったけど

お誕生日おめでとう 」





『 … 裕太くん …

素敵なプレゼントありがとう 』









勢いで飛びついたのに

しっかり受け止めてくれて

何よりも直接 “ おめでとう ” って



言ってもらえたことが嬉しかった








_ プルルルル プルルルル







『 あ … 私だ 』







少し裕太くんから離れて

パーカーのポケットに入っている

スマホを手にすると


画面には “ 翔 ” の文字






玉 「 ね 、 出ないで

その電話 、 今出ないで 」





『 ん … わかった

裕太くんも疲れてるでしょ … ?

あっち行こっか 』








翔から電話かかってきてから

なんかぎこちなくて

そわそわしている自分がいる








『 ねぇ裕太くん …

この前のこともひっくるめて

ごめんなさい 』





玉 「 どうしてAが謝るの

俺の方こそかっこ悪いことしてごめん

大人げないよね 」









そう言って優しく

私のことを抱きしめてくれた







玉 「 さっきの電話 」




『 電話 … ? 』




玉 「 そう 、 翔くんからの

電話

きっとね 、 業務連絡じゃないと思う 」




『 え … どうしてそんなこと

わかるの … ? 』









裕太くんの顔を見ると

悲しそうでどこか切なくて





裕太くんが何を思っていて

何を根拠にそんなことを

言っているのかわからなかった







玉 「 男の感ってやつだけど …

俺からじゃ言えないから

ちゃんと折り返してあげてね

さっきのはただの嫉妬だけだから

俺 、 Aのこと信じてる 」









じゃあお風呂入ってくるって

ソファーから立って行っちゃった







さっきから裕太くんの

言ってることがわからない





業務連絡の他に何があるの … ?






誕生日の時も大丈夫だったし

ましてや私には裕太くんがいるわけだし






よくわからないまま

ベランダに出て翔への電話を折り返す









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みなみ .(プロフ) - あいりさん» 作者のシリーズから見られます ! 遅くなってごめんなさい … m(_ _)m (2018年3月7日 12時) (レス) id: 031ce66369 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - この作品の最初はどこから見れますか! (2018年2月21日 20時) (レス) id: 38d0454c8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みなみ . | 作成日時:2018年2月20日 17時

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