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Story 52 . ページ13

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あれからずーっとやっぱり忙しくて

みんなは私に気をつかって早く上がらせて

くれた









そして明日が誕生日っていうのも

あるんだけど









裕太くんと過ごせないって思っちゃうと

また少しだけ寂しい









大人にもなってって自分でも

思うけどやっぱりな …








__ プルルルル プルルルル





ん ?? あ、 裕太くんだ








『 もしもし ? 』





__ “ 玉 「 あ、 A ?!

俺のあの大事にしてた帽子しらね !? 」






『 この前 、 CMで貰ったラボンするんだーって

寝室に持っていってたじゃん ?

そこのチェストの上じゃない ? 』





__ “ 玉 「 え!! ちょっと待って!! 」









電話越しに ガチャガチャ バタバタって

足音や棚にぶつかる音など色んな音がした









裕太くん 、 走り回らなくてもいいのに 。 笑









__ “ 玉 「 あった !! Aあったよ !!

これで明日寝癖直さないで飛行機に乗れる ! 」







『 ふふ 、 良かったね ?

もう帰るから待ってて ? 』







じゃあねっていって電話を切ると









無性に裕太くんに会いたくなってきた








自転車を立ちこぎして

しんどいさかを駆け上がる







すると大きなマンションが見える








それが裕太くんの家









大きくて見た目に関わらず

内装もすごくておしゃれ








自転車置き場にもちゃんと管理人さんがいて

ロックを解除すると

ウィーンって 自転車が上に上がって

片付けられる









自転車置き場の管理人さんに

お礼をいってエントランスに向かうと








エントランスの中にあるソファーに

見覚えのある姿









え … 由莉さん … ?









そのソファーには

見覚えのあるあの 可愛らしい

栗色の髪がたに くるくるの毛先








ぷるっとした唇に

ばっちり決まっているナチュラルメイク








彼女がCMで宣伝しているであろう

ピンク色のバックが








おしゃれで上品な彼女をさらに引き立たせている








怖くて中に行けなくて

裕太くんに連絡しようとすると








音楽聞いていたせいで切れてしまった充電





え、 嘘でしょ …







家に入るにはこの道しかない




んぁあ !! もうやるしかない !





そう決心してエントランスへと向かった

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みなみ .(プロフ) - あいりさん» 作者のシリーズから見られます ! 遅くなってごめんなさい … m(_ _)m (2018年3月7日 12時) (レス) id: 031ce66369 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - この作品の最初はどこから見れますか! (2018年2月21日 20時) (レス) id: 38d0454c8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みなみ . | 作成日時:2018年2月20日 17時

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