Everlasting love ＿ 。 2

Story 50 . ページ11

『 裕太くん 、 オムライスできたから

運んでくれる ？ 』






玉 ｢ ふふ 、 いいよ 〜 ？

でも ちゅーしてくれないと俺頑張れない ｣









でたでた 、 駄々っ子裕太くん








『 なら もうオムライスあげないよ ？

私、 全部食べちゃうよ ？ 』





玉 ｢ ダイエットしてるって言ってたのに

食べちゃっていいの ？ ｣






ニヤッとした顔でこっちを見てきた



うわ … やられた …





『 … 裕太くんにあげます … 』



玉 ｢ ふふ 、 よろしい ｣






ニヤニヤしたままこっちに向かってきて


＿＿ ﾁｭｯ





んん ？！ 裕太くん ！？




『 ちょ 、 裕太くん ！？ / 』




玉 ｢ いっただきまーす ！ ｣







ちゃっかり全て運んだ裕太くんは

お気楽そうにオムライスを食べてる









玉 ｢ A 食べないの 〜 ？

こっちにちゃんとあるよ 〜 ？ ｣



『 い、 今いく っ / 』







カウンター越しに見えた裕太くんの

笑顔はいつもみたいに “ 安心 ” の方じゃなくて

明らかに馬鹿にした笑い顔









『 もぉ 〜 、 ばかにしすぎ ！！ 』




玉 ｢ ふふ っ 、 ごめんね ？ ｣








テーブルから身を乗り出して私に

ちゅって 一瞬だったけどキスしてくれた








それだけで機嫌直っちゃうし

なにより幸せでたまらない








いつもご飯中は恒例の

裕太くんの1日を共有し合う時間






だけど今日は休みだから

今度あるクリスマス前の歌番組の話







『 歌番組にでるってもう決まってるの ？？ 』



玉 ｢ うん 、 多分もう決まってるし

あとは選曲と衣装かなぁ 〜 ｣









にこにこ楽しそうに仕事の話をする

裕太くんが私はだいすきで





その笑顔を毎日見られるだけで私は十分

幸せ者






いつまでも隣で見ていたい






誰にも譲りたくない









裕太くんのそばにいたい

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