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Story 25 . ページ27

数分までドキ ドキしてたこの道も

エレベーターも

エントラスも





何もかもなんにも思わない






どうして来たのかな

あの時 裕太くんの事信じなきゃよかったの ?

信じた私がダメだった ?









裕太くんの家に行った時

二人で選んで買った靴を置くための

オシャレな椅子に二人の靴を置いて

笑いあってた椅子に

私の靴はなかった









私は遊びだったの ?









どうしても家に帰る気になれなくて

とぼとぼともうとっくに暗くなった

東京の街を歩いていた









気がつくと目の前には小さな公園

もう歩き疲れちゃった

少し休憩しようかな








ちょっと気になっていた携帯を開くと

LINEも着信もすごい数入っていて

ほとんどは裕太くん







“ Aいまどこにいるの ?


“ ほんとごめん っ 話聞いて欲しい


“ 無事かどうかだけでもいいから連絡して っ






似たような内容ばかり並んでいた




あと2件は なっちゃんと宏くん

どっちも不在着信としてはいっていた







_ プルルルル プルルルル




まずは宏くん



北 「 A !? 無事 !? 」


『 うん 、 無事だよ 、 』




北 「 玉が探してるぞ ? 頼むから連絡してやって ?」



『 無事ってことだけ伝えて 』



北 「 お前 … どこにいるんだよ 」




『 言えない 』




それだけを伝えて電話を切った



どうせなっちゃんも同じ内容だよね






宮田くんから話聞いたって電話してきて

って流れだよね …




あ、なっちゃんと 宮田くん付き合ってて

もう同棲もしている






同棲 … してたら少しでも変わっていたのかな

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作者名:みなみ . | 作成日時:2017年9月25日 20時

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