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Story 23 . ページ25

裕太くんに浸りながらも

お仕事を終えてやっと



“ open ” から “ Closed ” になったお店


『 みんなお疲れ様 〜 』


「「 お疲れ様でした ! 」」







最後にお店の鍵をしめて

駅の方に向かおうとしたら



_ ガシッ




え … 誰っ、




『 は、離して っ … 』

男 「 いつもお店お疲れ様 、 ずっと見てたよ ? 」




あ … この人 いつもコーヒー飲むだけ飲んで

帰っていく人 …





『 や、やめて っ … 』



私がそう叫んでも男の人は離すわけもなく

スカートの中に手が入ってきた





『 ほんっとに … やめて … くださいっ 、 』


男 「 … んふふ 」





どんなに暴れてもその手は離れなくて

カーディガンの中に手が入ってきて

ブラウスの上から胸を優しく触れてきた




『 辞めてください っ 、 』






もうやだ … っ 、 誰か助けて っ …


でもここは “ 隠れ家 って呼ばれているだけでも

あって人通りが少ない



どんどんエスカレートして次第に

直接胸を揉んでくる




もう … 無理なのかな っ 、

そう思うと涙が出てきた




その男は泣いている私をみて少し同様したのか

力が弱まったので

持っていたバッグを振り回して

走って逃げた




無我夢中で走って

ようやく捕まえたタクシー






… ほんと怖かった

あのままだったら … どうなってたんだろう









ねぇ、裕太くん っ … すっごく会いたい

いつもみたいに優しくおかえりって

ぎゅってして …

A好きだよって いつもみたいにキスして

ほしくて 無意識に裕太くんのマンションの

住所を伝えた









でも … 行くって言ってないな

初めてだけど … もらった合鍵使おうかな









初めてって言葉が少しくすぐったくて

さっきの事も忘れかけちゃうくらい

わくわくしている自分がいた

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作者名:みなみ . | 作成日時:2017年9月25日 20時

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