喧嘩ばかりの君と【五条悟】

第三話 ページ4

家入「は？」

家入「誕生日が来たらお見合いすんの？」

と、目が出そうなくらい驚いている硝子
　
「そんな驚く？」

家入「驚くよ。だってA、それって」

「まぁ今時？って感じだよねー。でももうずっと前から分かっていたことだし、自分で決めたことだからさー」

心配そうにAを見つめる

「ごめんね硝子。誰かに言いたくなっちゃって」
　
そう言って笑ったA

本当は
　
どう思っているんだろう
　

＊＊＊


昼休みにその話を聞き
　
五条と夏油に話した

夏油「うぇ、マジでやること古臭いね。悟のとこもそんな感じなの？」

夏油が五条に振るが、返事がない

夏油「悟？」
　
五条「....俺そんなこと聞いてねえんだけど」

1人で歩いて行ってしまった

おそらくAのところだろう
　
夏油「大丈夫かな悟。キレてAの家ぶっ飛ばしちゃったりしない？」
　
家入「むしろそうしてくれた方が有難いくらいだけどな」
　
夏油「....両親に恩返ししたいって気持ちがあるんだろうけど、もっと違う方法がないもんかね」

家入「Aに変な気起こす男だったらマジでやる覚悟はあるよな？」
　
夏油「そのやるって何？殺の方？」
　

＊＊＊


教室でボーッとしていたら
　
ドアが力強く開けられて大きい音が鳴る
　
反射的にドアを見ると

悟がいた
　

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