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第二十三話 ページ24

階段を降りると

両親が帰ってきていて
 
悟が挨拶をした
 
五条「昨日の話をしてくれませんか?」
 
何が何だかわからない
 
昨日?話?
 
そこで繋がった
 
来客用のコップ
 
急いで帰った悟
 
母「昨日、悟さんが来てくれてたの」
 
五条「俺が言わないでほしいって頼んだんだよ」
 
なんの話で?
 
父「部屋へ行こうか」
 
4人で部屋に入り
 
母がお茶を用意してくれた

五条「昨日の話、Aさんは知らないんですよね?」
 
悟は一体、何を話したんだろう
 
すると父が口を開く
 
父「...Aには、悪いことをしてしまったね」

父「Aがこの家を守るために、見合いを引き受けていたなんて気づかなかったんだ」

父「本当に申し訳ない」

頭を下げている
 
「え?待って、何言ってるの?」
 
父「中学の時も普通の、呪術とは関係ない高校にいってもいいと言ったのに自分の意思で高専を選んだだろう?」
 
父「その時に思ったんだよ。私たちがいなくなったら、香月家はなくなる。もともと小さい家だからね。Aが呪術界で生き残ったとして、後ろ盾になるようなものなんてまるでない」

 
母「私が言ったの。Aさんを高専に行かせたくないって。でもあなたの目をみたら、そんなこと言えなかった」
 
母「高専に行く、呪術師になる。強い意志と覚悟を感じたの」
 
父「だから、どこか大きな家に嫁として入れば、何かあったときに守ってもらえると思ったんだよ」

母「勝手なことをして、苦しめてごめんなさい」
 
父「全部、私たちのわがままだったんだよ」

母が涙を溜めて俯いて
 
父「辛い思いをさせて、すまなかった」

頭を下げている2人

なんだ

「謝らないでよ」

そんなふうに思っててくれていたなんて

知らなかった

「私はお父さんとお母さんにすごく感謝してる」
 
「私が理由も聞かず、お家のためだと勝手に勘違いしていたの」

「そうすれば、お父さんもお母さんも幸せになるのかなって」
 
「私のために、考えてくれてありがとう」
 
涙が出てくるけど
 
悲しみじゃない
 
私、ここの家に来てよかった
 
この2人の子供になれてよかった
 
こんなに温かい気持ちになれて
 
よかった

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 高専時代   
作品ジャンル:アニメ
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ゆっきー - いてゃこはさん» はじめまして!ありがとうございます!天才だなんてとんでもない!道端に転がった石ころのような人間です(意味不)子供の話!実は少し考えています!できたら載せさせてください(土下座) (9月18日 9時) (レス) id: ffcbb551b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - 琥珀さん» はじめまして!ありがとうございます...!!!お言葉が嬉しすぎて涙です...!!がんばります!!! (9月18日 9時) (レス) id: ffcbb551b8 (このIDを非表示/違反報告)
いてゃこは - 初コメ失礼します!完結おめでとうございます!いや!ほんとに天才ですか?(語彙力皆無)ありがとうございます!この2人の子供が生まれる話とか見てみたいなーなんて思いました (9月16日 23時) (レス) @page29 id: db143838d3 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します!完結おめでとうございます…!終始にやにやしながら読ませて頂きました☺️文章とかがとっても読みやすくて、尊敬してます…!!ぜひこれからも頑張ってください! 一読者として陰ながら応援してます! (9月16日 23時) (レス) @page29 id: 2c6daaf2a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作成日時:2023年9月12日 23時

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