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第十九話 ページ20

悟は

何も言わずに教室を出て行った

力が抜けて
 
そのまま床へ座り込む

え、どういうこと

何が起きたんだっけ

ボーッとする

全然頭が回ってない

そうだ、家に帰らないと

帰って
 
「ただいま...」

母「おかえりなさい」

冷蔵庫からお茶を出して飲んでいると

母「そういえば、あれから悟さんとはどうなの?」

母に話しかけられてお茶を吹いてしまう

母「あらまぁ」
 
「ごほっ...ごほ...ごめん。こぼした」
 
床を拭いていると

母「何かあったのね。嬉しいこと?」
 
一緒に床を拭いてくれる
 
「...なんでそう思うの?」

母「だってあなた、耳まで真っ赤よ?」

そう言われたら咄嗟に耳を隠した

「何も嬉しいことなんてないです!」

床を素早く拭いて片付け

「部屋に行くから!」

ダッシュで部屋へ逃げた
 
ベッドへ寝転がり

さっきのことを思い出す
 
悟に

キスされたよね

どういう意味?

なんで?

『俺が、嫌いな奴との見合い受けると思ってんの?』

『わざわざ顔合わせ行って、デートまで考えて、誰にでもそうすると本気で思ってんの?』
 
いいのだろうか

私にとって
 
都合のいい答えしか考えられない
 


そう思っていいの?
 
***

次の日の朝

私は時間ギリギリまで教室に行けなかった

悟に聞く、覚悟を決めてから
 
教室に向かうと

廊下でバッタリ、悟にあった

「あ、おっおはよ!」

突然だったから、声が裏返ってしまった

五条「...はよ」

悟と目は合わなくて

行ってしまった
 
休み時間、話しかけようとするけど
 
なかなか捕まらない
 
だめだ

全然話しかけられない

私が近づくと、悟逃げてる気もするんだけど

家入「五条となんかあった?」

硝子が流石に気づいたらしく、声をかけてくれた

硝子に、正直に今までのことを言おうと思い

「実は...」

お見合いをしたこと
 
相手が悟のこと

今日、悟に聞きたいことがあること
 
「言わなくてごめん、なんか変な空気になるのも嫌で」
 
黙ってたこと、怒るかな

怒られても仕方ない
 
硝子はずっと、心配してくれていたのに
 

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 高専時代   
作品ジャンル:アニメ
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ゆっきー - いてゃこはさん» はじめまして!ありがとうございます!天才だなんてとんでもない!道端に転がった石ころのような人間です(意味不)子供の話!実は少し考えています!できたら載せさせてください(土下座) (9月18日 9時) (レス) id: ffcbb551b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - 琥珀さん» はじめまして!ありがとうございます...!!!お言葉が嬉しすぎて涙です...!!がんばります!!! (9月18日 9時) (レス) id: ffcbb551b8 (このIDを非表示/違反報告)
いてゃこは - 初コメ失礼します!完結おめでとうございます!いや!ほんとに天才ですか?(語彙力皆無)ありがとうございます!この2人の子供が生まれる話とか見てみたいなーなんて思いました (9月16日 23時) (レス) @page29 id: db143838d3 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します!完結おめでとうございます…!終始にやにやしながら読ませて頂きました☺️文章とかがとっても読みやすくて、尊敬してます…!!ぜひこれからも頑張ってください! 一読者として陰ながら応援してます! (9月16日 23時) (レス) @page29 id: 2c6daaf2a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作成日時:2023年9月12日 23時

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