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第十六話 ページ17

2人で歩き始めて
 
しばらく沈黙が続いていた

さっきまで言い合っていたのが嘘のようだ
 
ついた先は映画館

五条「ほら」

五条がAにチケットを渡す
 
「え、私が見たかったやつ」
 
パッと顔をあげたAは目を大きくして
 
「悟も見たかったの?!」
 
笑顔でそう聞いた
 
五条「...まぁ、そうだな」

Aから少し目を逸らし

口元を手で隠していた
 
そんなこと、Aは気づいておらず

映画を見終わったら

「グッズ見てもいい?ちょっとほしいかも」

グッズコーナーへ行き

五条「これは?」

とても大きなぬいぐるみ

「それは使わないでしょ!悟って本当子供だよね」

五条「はぁ?こんだけデカいとロマンだろ」

結局なにも買わず
 
日も暮れてきたので帰ることにする
 
帰り道に
 
「今日、楽しかった。ありがとね」
 
と、隣にいる五条に伝えて
 
五条「ま、俺の完璧なプランのおかげだな」
 
「...すぐ調子に乗るから褒めたくないんだよなぁ」
 
五条「俺は褒められて伸びるタイプ。もっと褒めろ」

「知ってる。だから余計褒めたくない」

歩いていたら
 
分かれ道
 
ここから、別の場所へ帰る

「悟」

五条「何」

Aは少し大きく息を吸って

「...本当に、結婚。する気なの?」
 
なんだか自然に
 
その言葉が出た
 
出てしまった

その声が響いてから

少しだけ間が空いた

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 高専時代   
作品ジャンル:アニメ
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ゆっきー - いてゃこはさん» はじめまして!ありがとうございます!天才だなんてとんでもない!道端に転がった石ころのような人間です(意味不)子供の話!実は少し考えています!できたら載せさせてください(土下座) (9月18日 9時) (レス) id: ffcbb551b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - 琥珀さん» はじめまして!ありがとうございます...!!!お言葉が嬉しすぎて涙です...!!がんばります!!! (9月18日 9時) (レス) id: ffcbb551b8 (このIDを非表示/違反報告)
いてゃこは - 初コメ失礼します!完結おめでとうございます!いや!ほんとに天才ですか?(語彙力皆無)ありがとうございます!この2人の子供が生まれる話とか見てみたいなーなんて思いました (9月16日 23時) (レス) @page29 id: db143838d3 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 初コメ失礼します!完結おめでとうございます…!終始にやにやしながら読ませて頂きました☺️文章とかがとっても読みやすくて、尊敬してます…!!ぜひこれからも頑張ってください! 一読者として陰ながら応援してます! (9月16日 23時) (レス) @page29 id: 2c6daaf2a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作成日時:2023年9月12日 23時

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