主｢張り切って行くぞー！｣暁皆「おー！！！｣ (ページ39)

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動物コンビが話していますページ39

穏やかな日差しがイタチたちを照らす
茶柱が立つお茶をゆっくりとすする

ｽﾞｽﾞ....

鼬・鮫「...美味」

一息ついた所でイタチが口を開いた

鼬「俺Aと結婚したいと思う」

鮫「ブフォ!!!!」

いきなりの告白に思わずむせてしまう鬼鮫

鼬「どうした？」

自分が何を言っているのか分かっていない様子
なおも、むせている鬼鮫の背中をさする

鮫「イタチさ...ゲホッ...急に何を言うと思ったら」

荒れた呼吸をなんとか戻しお茶を飲む

鮫「何故またそんな急に」

鼬「前々から思っていたんだが」

鬼鮫は返答に困る

鮫「な、なるほど
それにしても良い天気ですねー」

適当に話をそらし始める

鼬「ああ、こんな日に結婚式を挙げたらAも喜ぶだろう」

鮫「.....」

鬼鮫は悟った
もう話をそらしても意味がない、と

鮫「Aさんが大好きなんですね...」

鼬「大好きではない愛しているんだ」

鮫「は、はあ...」

胸焼けがしそうなほどAへの愛を語るイタチ

～数時間後～

鼬「...とにかく俺にはAしかいないんだ」

鮫「.........」

あれからどれだけ経っただろうか
鬼鮫はカラッカラになっている←

鼬「じゃあ俺はそろそろ行く」

そう言って立ち上がると

鮫「...ど、どこに行かれるんです？」

少々かすれた声で問う
するとイタチは振り向き

鼬「Aについて語り合ってくる」

大体語り合うメンバーは予想が付くが

鼬「なんだ鬼鮫、お前も来たいのか？」

キョトンとした顔で聞いてくるイタチ

鮫「..い、いえ遠慮しときます」

イタチはそうか、と言うとどこかへ行ってしまった

鮫「イタチさんとは一体...」

これは穏やかな日差しが差し込むちょっとした一時である