大規模侵攻4 ページ40
Aside
小南たちが人型の相手をしてくれてるうちに基地まで突っ走る。
あれは、、、磁力??
千佳ちゃんが狙われそうになるが、メガネくんと私でなんとか守る。
「Aちゃん!いずみんがB級合同と組んで人型と交戦中。まだそっちには行けなさそうだよ〜」
『……そうですか』
このままじゃかなり不利だな、、、
「でも、そんないずみんから伝言。Aなら戦える。絶対行くから負けんなよ、だって〜」
!!!!!!
私ならやれる、、、
その言葉は私が1番欲しかった言葉だった。
『…よし!!』
基地への最短ルートを確認して走る。
すると、1人また1人と緊急脱出したのが見えた。
「風間先輩が緊急脱出?!」
メガネくんがそう言ったのが聞こえる。
風間さんが負けるような相手……黒トリガーか?!
「今、Aちゃんたちを援護するように本部長から隊員たちに指令が出てるよ〜でもヘルプに来れる人がいないみたいだからとにかく基地まで逃げてきて〜」
『了解』
太刀川さんや出水先輩のサポートも忙しいはずなのに私にも気を配ってくれる柚宇さん。
さすがA級1位のオペレーターだ。
小南がトリオン兵の駆除に向かい、レイジさんが人型の相手をしている。
その隙に私たちは基地の連絡口に到着した。
『なんでっ、、、京介!!開かないんだけど!!』
「……さっきのイルガー特攻でどこか壊れたか」
連絡口が開かず、基地に入ることができない。
宇佐美先輩が言うには通信室と連絡も取れないみたいだし、、、なんで。
『ここが無理なら別の連絡通路を試すか、直接本部に向かうしかない……』
クッソ!!!またふりだしかよ。
私は本部通路のドアを思いきり叩いた。
「A、人型が追いついてくる前に行くしかない。行くぞ」
京介がそう言ってまた走り出す。
すると、先ほどの人型近界民が凄い勢いで追ってきた。
2人がここに来たってことは…レイジさんが負けた?ってことか。
さすがにC級隊員を庇いながらこの2人を相手するのはきつい。ましてやレイジさんが負けた相手なんて…
ーーーードガン!!!!!!!!
「はじめまして、俺は実力派エリートの迅悠一。悪いがここからは、俺が相手をさせてもらう」
436人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2021年10月20日 1時