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ちゃんと言いたかった【1】 ページ26
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高橋「今年って何年(ﾅﾆﾄﾞｼ)やったっけ？」
道枝「うさぎやろ？」
高橋「うさぎか！」
年が明けて数日が経った。
干支の話をしているふたりを横目に、ドラマの台本を読んでいた。
人生2周目か。…そういう子、学生の時いたなあ。
そんなふうに思っていると、はっすんと丈くん、そして大吾くんが楽屋に入ってくる。
道枝「あ、おはよー。大吾くん、誕生日おめでとう」
「おめでとう！」
高橋「おめでとー」
今日は大吾くんの誕生日。
爽やかな笑顔をみせながら、彼はお礼を言う。
西畑「ありがと」
少し照れくさそうな顔をみて、こちらまで幸せな気持ちになる。
大西「おはよー。あ、大吾くんおめでとう」
長尾「おめでとう！」
西畑「おはよ。ありがと」
3人のすぐ後にきた流星と謙杜。
流星と目が合って、お互いに頷いた。
実はこの後、サプライズがある。
雑誌の撮影中に大吾くんの誕生日をお祝いするんだ。
ちょっと緊張する。大吾くんってたまに勘がいい時があるから、バレないといいけど。
私の誕生日もサプライズしてもらったな。
つい先日のことだけど。
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作者名：ソルト
| 作成日時：2023年3月30日 22時
