心情No.25ー太宰sideー ページ27
私はちびっ子マフィアとAちゃんを止めて探偵社に帰ってきた
それにしたって、あんな人が通りそうな所で戦闘を始めるなんて・・・
いや、違う
Aちゃんの、Aちゃん達の所だけ暗く闇に包まれていた。
そう、其処だけ
あれはきっと異能なのだろうと考えた私はそのまま入った。
案の定、夜は昼に溶けたように消え、Aちゃんとそのお友達?とあの忌々しいちびっ子マフィアがはっきり見えた
まぁ、その後は前回を見れば分かるだろう?
あの時、Aちゃんに
「?どうして太宰さんが反応するの?別に私知り合いなだけで仲間じゃないのに」
と言われた時
何も答えが頭から出てこなかった。
私は孤児を、弱者を、人を救えと_____に言われた。
Aちゃんの時も敦くんの時と同じように言えば良かったじゃないか
なのに如何して?
如何してあの時光を帯びていた君の眼が底無の闇のように真っ黒に塗り潰されたの?
如何して、君は
如何して、
如何して君を見ると胸が痛くなるの?
今の私には分からない
マフィアの時より判断が鈍ったのかな
ただ、Aちゃんは似ていた。
辛い伽哩を美味しそうに食べていた
私を光に導いた人に
私に人を救えと言った人に
私の楽しい時間を共有していたあの人に
織田作に、似ていた
今日相性が良い英霊、文豪
志賀直哉
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まんじゅうねこ - 自殺は別に伏せ字じゃなくても、自 殺とか、自'殺とかでもいいんですよ〜あと、たしかグロも引っかかっちゃうんだよなぁ…別にいいと思うのにね。 (2018年9月15日 18時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃ子 | 作成日時:2018年4月1日 19時