仕事No.13 ページ15
残業終わったー!と思ったらもう十二時をまわっていた。
やってしまった。
士郎は家に帰ったのだろう、マシュは夜勤組の手伝いに行っていた。
そう、今闇無のオフィスには
私と島崎藤村しかいなかった。
島崎「ねぇ、司書さん」
藤村が喋った。
藤村は私のことを司書さんと呼ぶ。噛まないのか
「ん?」
島崎「もしかして終電逃した?」
「あー、うん、そうだね」
島崎「じゃあ此処にいる?」
「それしかないね」
島崎「本当?」
「うん」
藤村は会社に住んでいる。士郎やマシュ、私のような普通(?)の人間とは違い私が
島崎「ねぇ、司書さん。僕お腹空いちゃった」
そう言って藤村は私に擦り寄ってきた。
いつも通り甘えてくるな、お前。猫か
「うぬぬ、私あまり料理しないから・・・」
そう、料理は出来るが普通なのだ。
何も悪い所は無いって?
甘いね。
私達には士郎というマミィがいるんだぞ
「士郎のご飯食べたい・・・」
島崎「う・・・士郎のご飯は懐かしい気分になるから、僕も好きだけど・・・今いないし」
どーしよ
そう思って悩んでいたら、誰か帰ってきた。
天草「ただ今戻りました」
切国「どうせ誰もいないだろ」
そう、この人達は夜勤組の二人。あ、夜勤組はまだ他にも居るからね
島崎「山姥切、時貞お帰り」
擦り寄っていった。猫か←二度目
天草「おや、島崎さん、未だ起きていたんですね」
切国「夜遅くまで起きてると良くない・・・Aかっ!?」
あ、やっと気付いた?
「お帰りー」
ギュッッ
おおっとぉ、帰ってきた途端ハグかい、切国くんよぉ
最高かよ
「そろそろ離せー」
切国「・・・んっ」
「そういえば士郎は?天草」
天草「ああ、それなら一緒に帰ってきましたよ」
士「ただ今〜、おい誰かビール冷蔵庫に入れてきてくれるか〜?」
「ビールって・・・」
士「?A?終電逃したのか?」
「そうなんだよね」
士「こんな時間まで残業して偉いな」
そう言って撫でられた。
子供扱いは良く無いぞぁ
私と年齢同じやろ
島崎「・・・((ムッ」
島崎「・・・司書さんは僕の・・・だから」
抱き着いて来てそう言った。
可愛いさあざとさ無限大。
今日相性が良い英霊、文豪
志賀直哉
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まんじゅうねこ - 自殺は別に伏せ字じゃなくても、自 殺とか、自'殺とかでもいいんですよ〜あと、たしかグロも引っかかっちゃうんだよなぁ…別にいいと思うのにね。 (2018年9月15日 18時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃ子 | 作成日時:2018年4月1日 19時