怨み晴らさでおくべきか ページ20
「私の体液が魔力・・・養分の役割なので、まぁ要は人を食わない鬼です」
「た、体液って・・・」
私を裏切って怖い人達に私を差し出した三人組の内、竈門君と我妻君が羞恥の所為か茹でダコになっている。
「お、女の子がそんなはしたない言葉言ったら駄目だ！」
「何ですか裏切り者達、シャイボーイなんですか」
「し、しゃい？」
竈門君と我妻君は言葉が分からなかったのか、首を傾げる。何か現代用語に疎いお爺ちゃん相手してるみたい。
「それにバーサーカーは昼間も夜も人間と同じ様に動けます。これでも証拠がないと言えますか」
「・・・チッ」
え、舌打ちして来たよあの傷の人。だからね、貴方達がそういう事するからバーサーカーが暴れるんだよ。其れを宥めるのは私だぞ？ほら、今も暴れだしそうじゃん。だから鯉口鳴らすのやめんしゃい。
「うん、その事で話がしたかったんだよ」
お兄さんが部屋の奥で話す。お兄さんは元々分かっていたかの様に話すものだからついつい千里眼のあの人と見間違える。
「君は、鬼殺隊ではないね」
「はぁ、刀は触った事ないですし」
銃なら有るけど。水着…上官…鶏…うっ頭が。
「君達が良ければ、の話なのだけれど」
「鬼殺隊に助力して欲しいんだ」
考えておいて欲しいと言い、この場を後にするお兄さん。と多分その奥さん。
「・・・鬼を連れているからって二度も砂利に顔を擦りつけられたのに助力しろって・・・」
「おい不死川」
「確かにあれはいけなかったな！」
「テメェらァ・・・」
「華麗なテノヒラクルーですね、可哀想に」
「当事者がさも他人みてェな事言ってんじゃねェよ！」
「それに？」
君達にも裏切られたしね？ありゃ、何で黙ってるんだいそこの三人組よぉ。
「命令は分かるけど簡単に恩人売り渡すのはびっくりしちゃったわ」
「うっ・・・」
罪悪感がある彼は罰が悪そうに目を伏せる。
「Aちゃんごめんねぇぇぇええええ！！悪気は無かったんだよォ！！」
こっちはただのうるさい蒲公英だし。
「ハア！？お前が間違われるようなことしてっから悪いんだろ！！」
「それに関しては悪いことしてるもんだから何も言えないですね」
それは本当にすみませんでした。
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ちぃ子(プロフ) - あごしわさん» あの男らしくて凛々しい錆兎がバーサーカーは無いかなとは思ったのですが彼に限らず鬼滅キャラ全員バーサーカーぽい所あるよね！でバーサーカーにしてしまいました…反省はしていますがあごしわさんが草生やしてくれるので後悔していません！コメント有難う御座います！ (2020年1月3日 0時) (
レス) id: 703775a416 (このIDを非表示/違反報告)
あごしわ - 錆兎バーサーカー呼ばわりされてて草生え散らかした。 (2020年1月2日 22時) (レス) id: d41c4bfd58 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ子(プロフ) - ウルクの民はここにいます…さん» コメントありがとうございます。何ギルなんでしょうね・・・。何時も御覧頂き有難う御座います！ (2019年10月31日 22時) (レス) id: 703775a416 (このIDを非表示/違反報告)
ウルクの民はここにいます…(プロフ) - 何だこの面白い小説……はっ！ギルがでてきた！？これギルだよね！？ギルだよね！？いやったぁぁぁぁ！！更新！頑張って！ください！(黙れ) (2019年10月19日 6時) (レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ子(プロフ) - 焔さん» 有難う御座います！参考にさせていただきます…！！ (2019年9月21日 11時) (レス) id: 703775a416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃ子 | 作成日時：2019年8月11日 0時
