狂戦士しかいない ページ12
え
え
え??
何で私は横に転がってるの?ちょっと理解が追いつかない。チラリとバーサーカーの方を向くと鯉口を鳴らしていた。いや武蔵ちゃんみたいな事しないで。
「伊之助っ!お前、助けてくれた人に何をするんだ!!」
「おいおいおいおいぃぃぃぃ!!Aちゃんは女の子なんだぞぉ!?お前みたいなのがぶつかったら怪我しちゃうだろぉ!?」
二人共、優し、いや此奴二人共の仲間じゃん。優しくねぇわ。保護者の監督不行き届きじゃん。
その前におい待て、我妻くんよ。女の子じゃなかったら良いのか?私が男だったら君は対応を変えたのか??
不満は有るが庇ってくれた二人を馬鹿にするように喋り出す猪。
「なんだぁ、紋次郎に紋逸。お前ら、コイツから鬼の気配しねぇのかよ!!フハハハハハハ!!俺様がお前らより上って事だな!!」
えぇぇ・・・。何こいつ。確かに鬼は、まぁ居るよ。居るけど急に突進してくる?普通。
まぁ、でも誤魔化さないといけないかなこれは。この時代、鬼は頸をハサンじぃじのようにボトボト落とされるのが当たり前らしい。錆兎まで死んだら私生きていけない。
「多分此処が鬼によく狙われるからですよ。私しかこの山住んでないので」
「ほぉ?じゃあ、お前はこの山の王って事だな」
「君はさしずめ獣の王って事ですね」
「おお!分かってんじゃねぇかお前!俺の子分にしてやる!!」
「遠慮しときます」
いや、もう王様の小間使いとかは暫く良いわ。うん。そう思いながら自称親分の体をパッパッと拭いていく。
この後も猪頭、伊之助?が暴れ出して痣の子が頭突きをする始末。
何この圧倒的実家に居るような安心感・・・。
「そう言えば、君名前聞いてなかったですね」
「あ、俺は竈門炭治郎って言います!」
「竈門炭治郎ね、竈門・・・竈門!?」
「あ、はい、そうですけど・・・?」
「炭とか売ってた・・?」
「えっ、何で知ってるんですか!?」
いや覚えてないんかーい。私も覚えてなかったけども。
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ちぃ子(プロフ) - あごしわさん» あの男らしくて凛々しい錆兎がバーサーカーは無いかなとは思ったのですが彼に限らず鬼滅キャラ全員バーサーカーぽい所あるよね!でバーサーカーにしてしまいました…反省はしていますがあごしわさんが草生やしてくれるので後悔していません!コメント有難う御座います! (2020年1月3日 0時) (レス) id: 703775a416 (このIDを非表示/違反報告)
あごしわ - 錆兎バーサーカー呼ばわりされてて草生え散らかした。 (2020年1月2日 22時) (レス) id: d41c4bfd58 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ子(プロフ) - ウルクの民はここにいます…さん» コメントありがとうございます。何ギルなんでしょうね・・・。何時も御覧頂き有難う御座います! (2019年10月31日 22時) (レス) id: 703775a416 (このIDを非表示/違反報告)
ウルクの民はここにいます…(プロフ) - 何だこの面白い小説……はっ!ギルがでてきた!?これギルだよね!?ギルだよね!?いやったぁぁぁぁ!!更新!頑張って!ください!(黙れ) (2019年10月19日 6時) (レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ子(プロフ) - 焔さん» 有難う御座います!参考にさせていただきます…!! (2019年9月21日 11時) (レス) id: 703775a416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃ子 | 作成日時:2019年8月11日 0時