検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:26,457 hit

番外篇 お正月 ページ44

元日は過ぎてしまいましたが、皆様。
明けましておめでとうございます‼本年も、本作の事を宜しくお願い致します。
***
皆様、明けまして御芽出度うございます。
本日探偵社は毎年恒例、御正月旅行に来ました‼


「毎年恒例なんですか?」

『うん!ただ、今年…じゃなかった去年は色々あったから例年とは日付けが変更してるけど…本来は大晦日から元日にかけて何だよ』

「あぁ…其れで二日からになったんですね」


去年は本当に色々あったから例年より事件みたいな騒動が多かったから、年末の書類整理も多いし複雑だったからな…太宰さんのやる気が地に落ちた上に国木田さんもあまりの量にぶっ倒れてしまった。

旅館へ入るとマフィアがいた。そう、マフィアがいた。


「ンで手前ェらが此処に⁉」

「げぇっ…最悪」

「芥川⁉」

「人虎‼」


如何やらマフィアも毎年恒例の様で…私達がズレ為に鉢合わせをしてしまったらしい。


『如何しましょう乱歩さん…私既に帰りたくなってきました』

「大丈夫だよ今日は平和的に争うから」

『争う事は絶対なんですね…』


でもまぁ、乱歩さんが仰るなら血を見る様な事はないと思いますが。


「丁度いい、今日こそ手前を殺す」

「やってみ給えよ」

「貴様の命も今日までよ」

「此処でやる気か⁉」


新旧双黒は勿論、其れに便乗して黒蜥蜴や探偵社員達も戦闘態勢になり、互いの長は無言で睨み合っている。その時、聞いたことのない鈍い音とこの旅館の女将の鈴の音の様な声が聞こえた。


「お客様。此処での戦争は他のお客様の迷惑になりますので…おやめください」


可愛らしい笑顔の女将の手には粉砕されているメロンの残骸。女将の手は果汁で濡れている事から恐らく女将がメロンを粉砕した犯人である。
その姿を見た一同は静かに戦闘態勢を解除、何事もなかったかの様に与えられた部屋に向かう。


「ね?」

『そ、そうですね…』


女将…素手でメロン破壊できるってどうゆう握力してるの…。

番外篇 お正月→←第四十話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.7/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドックス , 文スト , 原作沿   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美影(プロフ) - すごく面白いです!言動が漫画、アニメその物で凄く引き込まれます!これからも更新頑張って下さい! (2019年12月14日 19時) (レス) id: 7e8f63469d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2019年12月11日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。