Dependence*15 ページ15
「まふのことばっかとかそんなこと…」
「Aちゃんはまふまふのこと好きなの？」
そらる先輩は私に近づいてくる
でも、もう扉の前の私は、逃げ道なんてなくて
ただその場に立ち尽くすことしか出来ない
「えっと…」
「答えられないの？」
わからないのだ、
それは恋愛としてなのか、そうではないのか
友人としてと聞かれれば絶対に
好きだと言えるものの
前者として捉えてしまったら
わからない。
「Aちゃん」
次に名前を呼ばれた時にはもう壁に追い詰められてて
そらる先輩が私の両サイドに手を置くから
しゃがもうとしたのに
それも出来ないくらい距離を縮められた
「俺のこと好きにならない？？」
彼の目が私が目をそらすことを許してくれない
「え…と」
「好きな人いないならいいじゃん」
「…う…」
低く、でも優しい声で
"俺じゃダメなの？"
と聞いてくる
何も答えないでいれば解放してくれるかと思っていたのに、それは全く反対で
「ほら、どうなの？？」
全然解放してくれないそらる先輩
「意地悪です…先輩…」
答えたくない。
「へぇ…」
「まふのとこ戻らないと…」
「俺の質問に答えたら離してあげる」
質問というのはきっと
"俺じゃダメなの？"についてだろう
「えっと」
「わ、わかんないです！！！」
私がそういうと先輩は少し驚く
「ほら！答えましたよ！」
なんて言えば
「ずるい」
と言いながらも解放してくれた
私は急いで扉をあけて屋上から離れる
階段を降りて自分の学年の階にたどり着くと
「A遅かったね」
まふが壁にもたれてこっちを見ていた。
________________________
「YESかNOで答えてって言うの忘れてた」
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Rmd(プロフ) - ゆず☆(サブ)さん» 全部読んでくださりとても嬉しいです！！まだまだ未熟者ですが、これからも面白いと思っていただけるように書いていきますので、よろしくお願い致します！ (2019年2月19日 0時) (
レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず☆(サブ)(プロフ) - これであなたの作品全部読み終わった！！面白かったです！！ (2019年2月18日 22時) (レス) id: 7b6e4089f1 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - ねこまふさん» ねこまふさん、お久しぶりです(^^)これからも沢山、ねこまふパワーで頑張っていきます！！いつもコメントをありがとうございました！！ (2019年1月4日 20時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまふ - すいません、ぜんぜん見えなかったです！今読んで正直終わって欲しくない！これからも見させてもらいます！頑張ってください！応援します！ねこまふパワーでね！ (2019年1月4日 20時) (レス) id: 5eb9c76dde (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - めいさん» あけおめです！！楽しく見ていただけてとても嬉しいです！面白かったと言っていただけて書いててよかったなと思いました(^^)これからも頑張ります！！ (2019年1月3日 0時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rmd | 作成日時：2018年12月19日 21時
