第五話：食害誕生…？ ページ5
zm視点
連れてこられたのは鈍色の研究所。
かつて居た真っ白な研究所とは違い、古びた感じがする。
gr「おーい。居るかー」
？？「何ー？」
現れたのは狐の面を被った男性。
gr「実はだなかくかくしかじか…」
？？「ふーん。なるほどねー…そういえば君…じゃなくてゾムの首に何か書いてあるけど…」
zm「研究所にいた頃はこれが識別の基準やった」
gr「やっぱりか…」
ut「え…やっぱりって」
gr「そうだろうなーって拾ってきた」
？？「え。マジで？フフフ…」
ut「…名前くらい名乗れや」
？？「あぁまだだったね。私はヘルドクター。くられだ」
ut視点
彼奴はゾムを連れて部屋に閉じこもった。
軽く人体実験の様な気がするが…
赤いランプが消えくられ先生が出て来た。
kre「うん。治療は終わったよ。もう少ししたら起きるよ」
gr「…どうだったか。アイツの体は」
kre「科学者の私からしたら、最高だけど。一般からしたら最悪だね」
kn「どういうことや？」
kre「視覚、聴覚、嗅覚以外の感覚神経は機能停止。運動神経や物事を考える神経以外も機能停止してる」
rb「よくわからん」
em「つまり生活する上で重要な神経以外…つまり、痛覚などの神経が働かないということですね？」
kre「そういう事」
じゃあ…それって…
ut「軍人として…いや…兵器としてか」
kre「多分ね。まぁ治したのは味覚と食感だけだけど」
ht「全部は直さないの？」
os「体が急な変化に追いつけないからだね」
数時間後
ゾムが目を覚ました。
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zm視点
目が覚めた。
口の中は物凄く違和感を感じていた。
kre「お、起きた」
zm「ありがとうございます。」
kre「いいよ。別に。いいもの見せてもらったし」
再び基地へ
そしてミートスパゲッティを食す。
zm「！！？」
rb「どう？ゾム美味しい？」
zm「美味しい？この幸せになれるような感じが？」
em「えぇ」
zm「うん！美味しい！」
gr「良かったな」
あっという間に50枚の皿が積み立てられた。
そして殆どが察した。
やべぇと。
これが後に知られる食害のゾムだった
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作者名：卯月師走 | 作成日時：2020年2月1日 17時
