白兎の問い(手塚凪) ページ18
「ふう…」
そう息を吐いて資料確認を行っていて僕。先月から僕は十六夜病棟の副病棟長となった…皆さんよりしっかりしていない僕がここの副病棟長となって平気だろうか?そう考えながら僕は病棟の階段を下りていく。次は外へ向かおうと考えている。ついさっきだろうか?タクシーがここの近くを通ったので、もしかしたら新たな患者さんかと思い帽子をかぶり向かっている最中だ
「確かここら辺だったと思うけど…」
そう僕が呟きあちらこちらと見ているとタクシーがここのすぐ近くで止まった。僕はそのタクシーの近くに近づいていく、だがあまり近いのもダメなので少し距離も開けている。
「目的地はここであってますか?」
「あってます!ありがとうございます」
「お会計は1350円です」
「どうぞ」
「ありがとうございました」
運転手さんと話していた少年?少女?とにかく中性的な顔立ちをしていた子に話しかけてみた
「こんにちは、僕は十六夜病棟の副病棟長の手塚凪と言います宜しくお願いします」
「こんにちは崎原紫雨って言うんです!宜しくです!」
礼儀正しい子だなと僕は思う。僕は患者さんを一人でも多く助けたい…けど、それがその人にとって嫌だと思う人もいるかも知れない…だから僕は聞く…
「貴方はここで自分の奇病を治したいですか?」
そう問う。理由は僕の見た目は…先天性白皮症…通称アルビノと言われる見た目である。この見た目は僕にとったら嫌いだから…患者さんの嫌がるのは見たくない…まあなら何でここに来たと言われるかも知れないけどそれは自分の意思ではなかったら?それでの治療は僕は嫌だだから問う。奇病を治したいのかと…患者さんの答えは何だろう?
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こちらに繋げました
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すみれ。(プロフ) - 申し訳ございません、企画折りさせていただきます。 (2020年5月17日 10時) (レス) id: d26d96fde9 (このIDを非表示/違反報告)
ランラ - 更新させていただきます (2020年5月16日 20時) (レス) id: a91edda93c (このIDを非表示/違反報告)
氷浦メグ(プロフ) - 申し訳ございません。企画を降りさせて頂きます。 (2020年3月21日 23時) (レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
氷浦メグ(プロフ) - 作成中です。 (2020年3月4日 0時) (レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
氷浦メグ(プロフ) - 更新します。 (2020年3月3日 23時) (レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
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