第48幕 妖怪化+乙女色 ページ3
落ち着け…落ち着くんだ、オレ!
あ、結構胸ある…じゃねぇ!そんな事はどうでもいい!!
今一体オレの身に何が起きている!?つか、ここどこ!!?あと!
サヒア:「お前は誰だ!!」
秀元:「やっと話ふってくれた〜。僕?僕は花開院秀元。宜しゅうな〜」
…………………What?
サヒア:「花開院秀元……?生きてる……?」
失礼やな、ちゃんと生きとるわ!、と怒り出す秀元と言う男。
……ひ、秀元だとぉおおおおおおおお!!?誰かに似てると思ってたが、お前だったか!
式神、じゃねぇよな…。ゆらも居ねぇし…本物か。
生きてるっつーことはここって…………まさか…っ!!
再びオレは周りを見渡し、秀元を見た。
四百年前の京都ぉおおおおおおおおっ!!!?だから生きてんのかああああああ!!!
とオレは心の中で絶叫した。
今、オレの身に有り得ない事が起きている。
え?え?何?オレまたトリップした?え?何で?何でトリップしてんの?
夢?夢か、夢なのか!?
頬をつねるが痛い。夢ではなかった。
そしてオレは何故か近くに転がっていた手鏡を取り、自分の姿を見た。
サヒア:「……………………………………わお」
そこに写っていたのは4歳のオレではなかった。
桜色がかった真っ白な長い髪に濃い桜色の瞳。
着物も桜色中心で胸元はやや開いており、サラシが巻かれてある。
下にはスカートらしきものを着ており、靴は丈の高い黒の下駄。
腰にはいつかの晴生に貰った刀が、左耳にはあのイヤリングが付いていた。
胸はそこそこあり、見た目は16か17歳くらいだと思う。
4歳には絶対見えねぇ。
ペタペタと顔や身体を触るが、やはり夢ではないようだ。
…トリップ、してしまったのか。しかも四百年前に……。
頑張れ、オレ。そうだよ、オレ半妖じゃねぇか。変化したらこうなんのか。
そうか……。
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何で……何で……!
何で全身乙女のピンク色!!?オレに何を求めてんだよぉおおおおおおおお!!!
前途多難である。
〜〜〜〜〜〜〜〜
主人公、四百年前の京都にトリップです!
秀元登場!!
やっと妖怪化ですね。そうです、乙女のピンク色です。
頑張れ!私も頑張ります!!
2月27日 by サヒア
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桜(プロフ) - 続きめっちゃ気になります! (10月3日 23時) (レス) @page25 id: 1fc4502f62 (このIDを非表示/違反報告)
チカ - 続きが気になりマックス (2018年6月27日 22時) (レス) id: 7c63f912f8 (このIDを非表示/違反報告)
アニメラブ(プロフ) - 面白い!!続きが待ちきれない (2017年12月22日 22時) (レス) id: 9491c8ca0e (このIDを非表示/違反報告)
春歌 - 続きがすごく楽しみです♪ (2017年11月25日 12時) (レス) id: b5a85efb84 (このIDを非表示/違反報告)
サヒア - 皆様〉応援ありがとうございます!今更ですが、頑張ります! (2017年8月29日 15時) (レス) id: 1d3fa82ba1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サヒア | 作成日時:2015年2月23日 15時