空っぽ ページ29
蒼弥side
翌日
登校したらすぐに職員室へ行き、先生にサボった事を謝罪する。
特に安井先生には 何をしていたとか、詳しく聞かれたけど適当に誤魔化しておいた
幸い、軽い説教だけでお咎めはないらしいから
助かったけど…、
ﾓﾌﾞ｢猪狩くーん？｣
女｢学校サボるなんて大胆だよねーｗ｣
問題は残ってる。
昨日皆の前で井上先輩に連れていかれた上に堂々とサボったから、教室へ入った瞬間
好奇の視線に晒された。
木｢学校抜け出してデートしてたんだろ？
それも男と！｣
ﾓﾌﾞ｢おいおいマジかよ…、｣
｢は…？｣
佐｢見たんだよ、手繋いで公園に行くとこｗ｣
あの時か！
迂闊だった…と後悔するけどもう遅い
ニヤニヤしながら聞いてくるのにムカつきながら、横を通り過ぎて席へ着く。
大昇が心配そうにこっちを見てくるけど、声を掛けるか迷っているみたいだった
女｢やだー、猪狩くんってそっち系なの？｣
女｢気持ち悪ーいｗｗ｣
｢…そんなんじゃないし。｣
俺が好きだったのは、作ちゃんで
優斗じゃない
そう思いたいのに、昼休みになっていつも通り空き教室でご飯を食べながら、ふと思い出すのは優斗で
昨日楽しかったなーとか、電話の時何か必死だったなとかそんな事を考えてしまう
作ちゃんの代わりに、優斗を利用しているようなそれが凄く不快に感じた。
作ちゃんとは もう友達に戻れない
思い出も、覚えていても辛いだけだから忘れなくちゃいけない
そう頭では分かっているのに
これから何を心の支えにすればいいのか、忘れた後 どうすればいいのかとか、そんな事が頭をよぎる。
｢…作ちゃんを忘れて、優斗にも関わらないようにして…ばあちゃん達がいなくなったら｣
俺には 何が残るんだろう？
エスカレートするいじめに、耐えられるのか不安になった。
昨日は呼び出しに行かなくて良かったけど、いつまた呼び出されるか分からないし
次はどんな事をされるか予想出来ない
いや、考えたくない。
瑞｢…こんな所でなにしてんの？｣
｢！井上先輩…、｣
いつの間に来たんだろう？
入口付近の壁に凭れながら 俺を見つめる井上先輩は、何故か不機嫌そうだった。
瑞｢なんで優斗に言わないの？｣
｢言うって…何をですか？｣
瑞｢いじめのこと。
お前いじめられてるんでしょ？｣
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中月さん(プロフ) - 桃さん» レス遅れてすみません、ありがとうございます。結末はまだ分からない状況ですが気長にお待ちください！ (2018年10月17日 11時) (
レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - はじめまして！私は瑞稀担ではしみずが好きなのですが、このお話が1番好きです！ゆとそやにこれからはしみずがどのように絡んでくるのか今からとてもワクワクしています。これからも頑張ってください！ (2018年10月8日 19時) (レス) id: ea97869320 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 空さん» いえ、コメントありがとうございます!!スランプで思うように書けなくて悩んでいたので凄く嬉しく思います。拙い文章ですが、これからもよろしくお願いします♪ (2018年8月28日 23時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
空 - はじめまして。私はまだ最近好きになったばかりでにわかと言われるほどの初心者ですがこのお話がすごく大好きです。上から目線みたいな言い方になってしまうかもしれませんが更新頑張って下さい。楽しみにしてます。 (2018年8月28日 23時) (レス) id: b4361413e4 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 花*花さん» ありがとうございます、そういってコメントは嬉しいです!楽しみに待っていてくださいね！ (2018年8月3日 20時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
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