騒ぎ ページ6
瑞稀side
涼｢瑞稀〜おはよ!
お昼だよ、おーい瑞稀？｣
｢んん……っ……なに、はしもっちゃん｣
涼｢あ、起きた。お昼になったから、お弁当食べよ｣
｢学食じゃないの？｣
涼｢最近瑞稀と食べれてなかったから…色々頑張った｣
｢…あっそ｣
そりゃ、校内で女子の中に橋本涼って名前を知らない人はいないくらいモテてるし
お昼なんて橋本涼争奪戦が繰り広げられる。
奴は高校に入って学年が上がるごとに人気は上がり。
3年生となった今では、頂点に君臨してるから恐ろしい
涼｢瑞稀、進路決まった？｣
昼ご飯を食べながら、珍しく真剣な表情で聞いてくる。
正直、まだ決めかねているんだけど…
｢うーん。進学、かな？｣
涼｢優斗くんのとこ？｣
｢そこまではまだ。でも、しっくり来るとこ無かったらそうするつもり｣
涼｢そっか…、瑞稀と離れる日が来るんだなー｣
｢そうだね。はしもっちゃんは決めた？｣
涼｢…秘密｣
｢は？何それ｣
涼｢今はまだ、ね｣
意味深な事を言ったまま、詳細を言おうとしないはしもっちゃんを問いただそうとした
その時
絹を裂くような、甲高い声が聞こえた。
｢え、何？｣
涼｢めっちゃ高音…耳痛い｣
思わず箸を止め、廊下の方を見ると
他クラスからも何事かと顔を覗かせたり、集まったりしていた。
ﾓﾌﾞ｢めっちゃ煩くね？｣
ﾓﾌﾞ女｢1年の方っぽくない？騒がしいし｣
ﾓﾌﾞ2｢すげー集まってるよ！先生1年の方行った｣
ざわざわとしているけど、どうやら声を発したのは1年らしい。
てか、階違うのに聞こえるとかどんだけ大きいの？
｢…ん、ごちそうさまでした｣
涼｢瑞稀よく食えるね…この状況で｣
｢だって俺は無関係だし｣
涼｢それもそうか｣
｢ほら、早く食べないと時間無くなるよ。
俺は先生に呼ばれてるからちょっと行ってくる｣
お弁当箱を片付けて、スマホだけ持って席を立つ。
多分戻る頃には、はしもっちゃんは女子に囲まれてるから今日話すのはこれで最後だろうな。
涼｢瑞稀｣
｢なに？｣
涼｢今日…一緒に帰らない？｣
一瞬、ポカンとしてしまった。
一緒に帰ったのは確か、3年生になってからはない気がする
俺は恋人いないけどはしもっちゃんはいたし。
｢なに、離れるのが寂しくなったの？｣
涼｢ちが…っ！｣
約束、破ったら口聞かないから
それだけ言って、今度こそ教室を出た。
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中月さん(プロフ) - 桃さん» レス遅れてすみません、ありがとうございます。結末はまだ分からない状況ですが気長にお待ちください！ (2018年10月17日 11時) (
レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - はじめまして！私は瑞稀担ではしみずが好きなのですが、このお話が1番好きです！ゆとそやにこれからはしみずがどのように絡んでくるのか今からとてもワクワクしています。これからも頑張ってください！ (2018年10月8日 19時) (レス) id: ea97869320 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 空さん» いえ、コメントありがとうございます!!スランプで思うように書けなくて悩んでいたので凄く嬉しく思います。拙い文章ですが、これからもよろしくお願いします♪ (2018年8月28日 23時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
空 - はじめまして。私はまだ最近好きになったばかりでにわかと言われるほどの初心者ですがこのお話がすごく大好きです。上から目線みたいな言い方になってしまうかもしれませんが更新頑張って下さい。楽しみにしてます。 (2018年8月28日 23時) (レス) id: b4361413e4 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 花*花さん» ありがとうございます、そういってコメントは嬉しいです!楽しみに待っていてくださいね！ (2018年8月3日 20時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
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